気怠い夜は眠れなくて
君が起きるまでもうちょっと
ゆらゆらしたいだけって窓の外を眺めていた
君に隠れては飛び出して
朝が起きるまでもうちょっと
高鳴る鼓動を手招きする その先へ
街灯に僕は照らされた
線路沿い 秘密の場所へ行こう
これから街を抜け出して踊ろうよ
羊たちも静かに眠る街から
このまま夜の向こう側へ行けないかな
なんて照れ臭い事も僕は歌ってみせるよ
眠れずに嘆いてる君も
酔いどれで騒ぐ人たちも
二十四時間働く販売機も
ベンチに横たわる野良猫も
これから街を抜け出して踊ろうよ
羊たちも静かに眠る街から
このまま夜の向こう側へ行けないかな
なんて眠れない夜も僕は越えてみせるよ
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夕暮れ 帰り道の魔法歪な形で飛ばした紙飛行機青臭い思いで描かれた放物線僕もそうやって飛べないかな隠していないで その羽根をだって風の強さも知らないままだろう立ち
探してよ僕を 空は遠くとも零れてゆく日々は 冬に膠も無く心だってきっと何かに縋りたいと現在を叫んでいる午前四時九度閑静な街を見下ろせば振り返る他人が街灯に眩む無
陽炎のようなあの夏はいつもと同じ匂いで「それでいいのさ」と笑えたら夢のままにしよう青いレンズを覗けばあの日見た日差しに溺れる淡い水面の波の音がこの胸に響いている
当たり前のような日々を代わり映えしないイメージでどれくらいかけて歩いたんだろう胸の奥の痛みを忘れかけてた僕は今になってまた繰り返してる伝えたい事が言えなくても描
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青い光に置いて行かれるな考えたって無駄なんだどうやったって戻れないな躊躇いはいつも敵なんだ 嗚呼青い光に置いて行かれるな諦めたいなら簡単さどうやったって伝えたい
朝焼け照らす赤い空はまるで絵に描いたようだったまだ誰も居ない商店街抜けて未来を探してるああ迷子のままで淡い過去になる夢が覚めたならさよならだ壊れないように抱きし
糸が千切れた、瞬きの間にいつもと違う帰り道紫色の海へ向かう鳥が鳴いた、風の声と共にいつもと同じ砂の上赤い空に涙した夏を巡る想いは風車のよういつまでも回るのだろう
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初恋は三遊間抜けて僕は一塁踏んだ八月の青い風を切って走りたかった「なんでもないよ」と笑う横顔を飽きるまでこのまま見ていたかった感情は成層圏超えて宇宙の果てへ行っ