サイダーガール

  • ポイント – サイダーガール

    不安を飲み込む午後7時過ぎいつもと違うプラットフォーム雨に濡れたレールは果てしなく続いている家路を急ぐ人々の行進さらに膨らんでいくトレインまるであなたへの想いみたいだね ひとつ、またひとつ 街は過ぎてゆく近づけば近づくほどに溢れ返るの ずっと言えなかった言葉今夜、あなたに届けたいんですいくつも夜を越えたことをいつまでも忘れられなかったことを 雨は止まない午後8時過ぎ雫で霞むパノラマ佇んだビルの灯り…

  • ユーレイ – サイダーガール

    名前を呼んでも手を振っても今日も君はそっぽを向いたまま逆立ちしても舌を出してもその目には映らない 僕の知らないラブソングで叫ぶ声も掻き消されていつまでも隣に座り続けるだけ 目を合わせて伝えてみたい想いを朝が来る前に眩いフラッシュでそのレンズ越しに捕らえてくれよねぇ 全然、君の手に触れられないまた今日もすり抜けてしまう永遠、夜にしがみついたままで一人ぼっちで彷徨っている 合わせてフォーカス重ねてモン…

  • 来世はねこ – サイダーガール

    今は何年で 僕は残念で 君は天然って 良く言われんですそれも大概で とてもドン引いて おつかれ ぱーぱらっぱっぱ 布団の中でぱーぱらっぱっぱ 夢に費やすぱーぱらっぱっぱ 未来が良くなんない かな 見せかけのジュリエッタ 化けの皮 被って笑顔を振りまいている 愛とサブカルの押し売り屋さん どこでパン食って潜んでいる損得が大事で チャリンと音がするそのまま踊り狂えやお隣さんも 皆で声そろえ わっはっは…

  • 杪春 – サイダーガール

    いつもの朝は 君だけがいなくてさ残された思い出も 捨ててしまえたら良かった 単純な計算も間違えてしまうような僕ら感情に正解を求めすぎるから 忘れてしまうような恋もしてきた でもこれは違うよな馬鹿みたいな後悔もしてきた 繰り返して 消える灯り 君を待っていた 戻らない日々を君をさらっていく 春の風が吹く 浅い眠りに か細く差す太陽カーテンの隙間に ひとひらの花が咲く いつもの朝は 君だけがいなくてさ…

  • Bluebell – サイダーガール

    青色の空 灰色の世界間違いを探すことはない比べることも馬鹿らしいくらい自分を選ぶんだ 息をするだけ 生きているだけ気づけばボロボロになってそれでも続いていく 理想を追いかけ 平行線三振覚悟だった あの頃へ恐れないで 涙は拾うから 変わらない想いは 明日への祈りだ「散々だった」って 今日を笑いあいたいあなたの盾になろう逃げたって 弱くたって それでいいから一緒に居たい 雑踏の中 急ぐ足並み誰かに合わ…

  • ピンクムーン – サイダーガール

    暗い道 鳴り響いたサイレン 食らっちまった心理的バイオレンス奇想天外 あーもう限界 一体全体どうなってんだい君は何をしていたんですか? 耳を澄ませば解る僕はエスパー泣いて吐いて無罪放免 くだらねぇ妄言にこちとら仰天 浮いた心なんて幾億年前に見透かしてしまったんだよ笑わせるな 君のせいなんだよ 溺れてしまったよ浮き輪のような気持ち 沈むメモリー流されてしまったの?穴が空いてしまったの?もう救いような…

  • マーブル – サイダーガール

    真夜中 公園 眠気覚ましに二人で話した内緒の話いつかはどちらかが忘れてしまうんだろう 気付けば僕らは大人に変わり口を開けば難しい話思い出と片付けるのはまだ早いんだろう 月明かり 照らされて 二人ぼっちみたいだ今日を昨日と呼ぶ前に ああそうだ 伝えなくちゃ 夢から醒めてもまだ隣に居たい掌に乗るくらいの小さな未来 照れ臭くて上手く言えないかなそれでもあなたは笑ってくれるかなあなたに伝えないとな 明日の…

  • 猫にサイダー – サイダーガール

    ほんの少しの小銭詰めてさ下駄の音鳴らせばいつもの景色は何も無い倍の速さで時間は過ぎる顔がにやけちゃったら綿菓子を頬張れ 「寄り道してるとすぐ道に迷うぞ」通り猫が招いてる ボヤッとした暑さの中じゃ溶けてしまいそうでラムネのビー玉取ろうとしてたあの日を団扇で扇ぐ 夜が終わって朝になってスニーカーで飛び出してもあの日の景色が何も無い倍の速さで時間は過ぎるはずがいつになっても太陽が居座ってら 「縁日気分…

  • かいじゅうのゆめ – サイダーガール

    気持ちが良くて 眠ってたくて彷徨って 引き摺って結局 プラテンかモノホンか 分かりゃしないんだね くだらん感傷 嘲るミイム美味しいトーストを食べたいだけ 夜に深く深く沈んだ虚しさだけ飼い慣らしてバイバイ じゃあね 微睡んでこのまま夢の中 溶けていたいよ 僕ら違う怪獣 愛されたくて足掻いている君が嫌う 君のことを 愛してるのに 長靴履いて ため息吐いて 土砂降りの犬と猫結局 叩いたって 誇りは出てき…

  • melt – サイダーガール

    いつも通りにふるまえるかな心臓の音が響いてる顔は赤くないかな 憂鬱が加速する 人生は青春ばかり 色んな言葉を考えるけど何が君に届くかなこんなことだったら 嘘をついてなかったことにしたいな くらくらするよ 甘い甘いチョコレート言い出せないまま 溶けてしまいそうだ不器用だけど 自信もないけど少しビターな魔法を使って 伝えないとな想いはもう白く染まる季節 例えば今日 終わってしまえば明日からも君の傍で固…

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