夕暮れ 帰り道の魔法
歪な形で飛ばした紙飛行機
青臭い思いで描かれた放物線
僕もそうやって飛べないかな
隠していないで その羽根を
だって風の強さも知らないままだろう
立ち止まって泣く前に
僕はそっと後悔を丸めて空に投げる
君に手を振った交差点
不器用な笑顔で見送った最終便
温くなったサイダーと二十七度の部屋
泡のように消えないかなってさ
忘れたくないけど
昨日を思い出す度に
未来の欠片で転びそうになっても
君の違う顔を知る度に
どうしようもなく泣いてしまいそうになっても
予報外れの雨が止んで
涙の粒を飲み込んだら
飛んでいきたい 君の元へ
隠していないで その羽根を
だって風の強さも知らないままだろう
立ち止まって泣く前に
僕はそっと後悔を羽根に変えて飛べるなら
茹だるようなこの空に
サイダーの泡の様に残像が溶けていく
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