相沢巧弥子

  • かげぼうし – 相沢巧弥子

    最後の花火が消えても上を向いていたのは… ため息踏んだ靴を履いて歩く姿を ショウウィンドウに映してみるわりと評判の笑顔もなく情けない顔 街を歩けばそれぞれの幸せが溢れてる今の私にはそれさえ見えないよ あの空まで伸びきったかげぼうし オレンジ色の街が包み込む大丈夫って何度も言い聞かせて晴れ渡る空の下歩けるように 通り雨ならもう止むはずだから 何でも独りで抱えてしまって 絡まっていたそれが『強さ』って…

  • メロディ – 相沢巧弥子

    昨日は泣き疲れ 眠りについていたガラスに描いた夢 儚く割れていた 強さ隠す事と 負けたくない心誰もが同じように 迷い踏み出せない そんな時心の奥で 微かに聞こえるメロディ絡まってた気持ちスルリと ほら解けてく素直になれる 誰のためでもなく 君の為だけじゃなく言葉探してる それでも君 少しづつ笑えるのなら明日の事なんて何も見えないけど ほんの少しだけ大きく息吸い込んで 思い出せれば 本当の笑顔 “一…

  • 記念日 – 相沢巧弥子

    突然一方的に君からの「さよなら」薄々気付いてた展開 そうよいつだって君には 振り回されてばかりのLife一度も私のペースをつかめなかった 「もうイヤ…」と「懲り懲り…」と 私から言いたかったわだけど今はもう後の祭りよねもう二度と戻らない時計の針見つめながら「次こそは…」と誓うわ それが私の「記念日」 あの時 あんなことを思ってた私だけど時間は優しく流れてる そうよきっと私だって 至らないところあっ…

  • 遠回り – 相沢巧弥子

    そういえば何度となくあなたと二人きりになっていた同じ方向の帰り道は他愛ない話題でも楽しくてただの友達が心地良くてでも今思えば傷つくこととか会えなくなることがきっと恐くて心にフタしてた あなたのことがこんなに好きだと気づくまでの時間私は少しずつ大人になっていっぱい泣いて遠回りしてやっと辿り着いたの そういえば出会った頃あなたはひとつ恋を失って賑やかな店でみんな呼んで月が白くなるまで話したね冗談まじり…

  • しあわせのかたち – 相沢巧弥子

    真似ばかりしてたのが まだ染み込んでるんだしゃべり方や、ドリンクのチョイスも… 変われないまま交差点、大型のビジョン、いつかの後編。封切られる新作が 恋の終わりを告げる ひとりが自由だって 強がって 持て余した夜静かに忍び込んでくるみたいに いつしかキミはそこに居座っていた 涙こぼれ 流れて わずかに花ひらく“こころ”いつもキミはとなりで 笑っているだけの“いいひと”今も胸が震える 大きすぎた誰か…

  • 小さな言葉 – 相沢巧弥子

    永遠て何時も途切れ途切れだった目の前で起こる物語だけで精一杯だった 約束をするからまた信じて 期待しちゃうからまた傷付いて翻弄されてばかりいるよ それでもやっぱり君を信じて優しい笑顔待っているんだ君がいないとダメになっちゃうんだ このままここにいさせて 平行線たどり交われない二人手を伸ばせば触れられるほど近くに居たりするのにね 大切な時ほど役にたたない小さな言葉それなのに何故 傷付ける時ばかり目立…

  • day by day – 相沢巧弥子

    君の声が遠くで響いてる 本当はすぐ傍に居るのに気付けばもう二人の距離 どんどん離れている切なさが募る day by day 何をしてても手につかなくて 最後の手とばかりに占いよく当たると評判です 3時間待って10分結果はやっぱり bye-byeです だけど君の笑顔までも消せるはずはないだから「さよなら」言わなくても変わる術はあるさ 今度ドライブに誘ってみよう 君とわたしだけのスペシャルライブ出逢っ…

  • 一等星 – 相沢巧弥子

    作り笑いだけが サマになる日々欲しいもの何ひとつ カタチにしないまんまで 散らかした想いに蓋をしながら詰め込んだ荷物に眠らせてる 存在証明 文集に書いた未来をただの笑い話しにしたりして本当はちょっと胸の奥が疼いているのは ボクも同じさ 孤独、不安や挫折を超えて悲しみ知る度にきっと誰より輝くキラメキをボクら放つんだ今はわずかなヒカリで誰にも見えないけれどもいつか必ず夜空を照らしたいあの星のようにまぶ…

  • ハンモック – 相沢巧弥子

    涙はもう答えなど分かってるのになんで言っちゃうのだろう あんな事を…「大事だよ」嬉しいけどタイミングが悪いよ最後に残すから 傷付いたメロディーが今 この胸に張り付いているんだ君の笑顔 何となく繋いでいたその手も絡まって解けないまま時間だけ流れているよここにいれば君と逢える事もあるかな 空っぽの中 枯れちゃいそうな想いを両手ですくったたった一雫でさえも君が好きだったんだ 色付いた世界が真っ白になって…

  • 悲しい予感 – 相沢巧弥子

    一日の終わりは ――――愛する人よ私と一緒にいてくれるただそれだけで 嬉しい気持ちになる 静かに燃えながら 陽が落ちたなら私の肩で頭を休めて目を閉じていれば 全てが消えてゆくでしょう 私の手のひらでつかめるものはあまりにも 小さすぎてただあなたの やさしい気持ちが明日をくれるよ こんな時はいつまでも続かないのかもだから静かに 今微笑んで伝えあう ゆるやかで 暖かな時間でもいつかは過去へと変わるのだ…

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