夕暮れの雨が 降りしきる
古びた時計のように
あなたを思えば 優しくて
冷たく肩先濡らす
雨音のchanson 滲むvibrato
またひとつ 季節が過ぎるわ
忘れえぬ 幸せは
別れより せつない愛
耳元の 吐息さえ
抱きしめて 離せないの 今も
静けさがそっと 降りてくる
ふたりで迎えた 夜明け
夢みたいなこと 話しては
少しだけこわくなった
色あせたインク 遠い日の手紙
ひとことを 告げられないまま
誰ひとり 入れない
部屋がある 胸の奥に
こんな日は 思い出す
たまらなく 会いたくなる ひとり
忘れえぬ 横顔を
ガラス窓 なぞってみる
愛されて 愛してた
雨音に 閉ざされるように
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