空が白んでゆく
まだ辺りには 冷たさが沈んでいる
錆びた自転車が
土に埋もれたまま
こんな街じゃ何も生まれない
しらけている
見て見ぬフリをしている
知らなくていいことの
謎解きばかりしている
こんな街じゃ何も生まれない
耳に覚えた歌を口ずさんで
噛みしめる
誰の記憶にも残らずに
ひとりぼっち取り残されて
そうやって年をとってゆく
あたしが探しだせなかったものを
きっと誰かが見つけるんだろう
目をつぶっていても
闇は通り過ぎてゆかない
逃げ場のないみじめさが 突き上げる
この世界から 剥がれていくように
泣く 今は泣く
誰もいない場所で
今は 泣く
あたしが探しだせなかったものを
きっと誰かが見つけるんだろう
雲の切れ間から 空へと還る光
お守りのように 誰かを包んで
この世界から 剥がれていくように
泣く
この世界から 剥がれ落ちてゆけ
絶望も 歓びも すべてのために
今は 泣く
また 目覚めたら もう
その悲しみを見ない
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