僕が見たかった青空

好きになりなさい – 僕が見たかった青空

Ah Ah Ah Ah

絶対 自分はそんなこと 言うタイプじゃなかった
花も恥じらう女の子
白馬の王子様 待ってる奥手な私が
叫んでた 「好きになりなさい」

確かにずっといいなと思ってた
同じバスでいつも会う男子
スペシャルなイケメンじゃないけど
ごく普通の微笑みが好み

そんな恋は叶うわけない(もちろん)
きっと 二学期までドキドキして
何もないと予想してた

だけど 何かがちょっとだけ 違っていたみたい
想定外の展開で
そばの親友より 自分が驚いた
きっと頭 混乱したのかも…
何を血迷ったか彼にいきなり近づいて行って
みんながいるのに叫ぶ
怪しい者じゃないから 一言だけいいですか?
「今すぐに 好きになりなさい」

びっくりして ポカンとしたその顔
急に何を言い出すのか?って
私の前でフリーズしていたわ
でもそれから 笑い出した

ねえ君って 面白いよね(なんて)
変な 空気流れ 困った
私の行動 手に負えない

だって 身体(からだ)が向き変えて 彼まで一直線
気づいた時は叫んでた
夢で起きたことと思っていたけれど
実際に起きていたことだった
そんな失礼な私を責めることもないまま
いいよって言ってくれた
みんながいるバスのその中で彼が叫ぶ
「今ここで 好きになりました」

だけど 何かがちょっとだけ 違っていたみたい
想定外の展開で
そばの親友より 自分が驚いた
きっと頭 混乱したのかも…
何を血迷ったか彼にいきなり近づいて行って
みんながいるのに叫ぶ
怪しい者じゃないから 一言だけいいですか?
「今すぐに 好きになりなさい」

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