あの子みたいに笑えたらさ
あなたも笑ってくれるのかな
あの子みたいに過ごせたらさ
私も幸せになれるかな
あの子みたいに話せたらさ
誰かの心に届くのかな
やっぱ自分でいたいからさ
時々わからなくなんだよな
顔色見ては自分を誤魔化した
怖かったんだいつも
口に出さなくちゃ思ってないようなもんさ
世界は言うんだ、きっと
多様性も可能性も抑え込んだまた幾星霜
表面上をローテーション飲み込む針をほら幾千本
表現法の証明書探し回ればまた視線を
気にしてしまうの
分からないです、分からないです
私でいいはずなのに何故
疑うのです、斑があるのです
内側まで傷重ねて
分からないです、分からないです
それぞれの良さがあるのに何故
そんなもんさ、それでいいんだ
どこまでも私は私のままで
あの子みたいに泣けるならさ
あなたは側にいてくれるのかな
あの子みたいに変われたらさ
景色は違って見えるのかな
あの子みたいに庇えたらさ
誰かの光になれたのかな
やっぱ他人でしかないからさ
時々わからなくなんだよな
夜行性の桃源郷はないことなどもう知ってるよ
多方面の妥協点をのらりくらりほら幾面相
共生と強制の狭間で歩いてく人生もう
疲れちゃうよ
自分でいたいからさ
自分てなんだっけな
他人でしかないからさ
本当に他人でしかないのかな
私になれるのは
私でいられるのは
私を私たらしめるのは
私だけだからさ
離さないで、離さないで
あなたはあなたのままでいて
伝えるのです、届けるのです
その声が枯れるまで
離さないで、離さないで
貴方はあなたのままだって
歩けるのです、歌えるのです
どこまでもあなたを愛してあげて
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