いちごの種かと
あなたは尋ねる
手を伸ばして取る
黒い麻袋
双葉が芽ばえる
苗を植えかえる
良い場所を選び
いのち育ちたまえと
時を刻む大空の時計
恵むこの土の上に
一つの夜ごと
未来の方へ弾む
きらり足音 聞いて
ひいきをするように
余計な草抜く
遅くなった夜も
粉雪の朝も
寒くはないかと
藁を気にかける
地の神にいのる
いのち守りたまえと
美しい滝の音のように
葉の擦れる音がする
一つの夜ごと
春の陽が近づく
きらり足音 聞いて
あげは蝶 ひらひらと鏡に映る
ひといき永遠の空気を
吸って吐いて
柔らかな緑は恋をするように
内なる力が外へ溢れてゆく
今もう少しで
今もう少しで
いちごが染まると あなたは喜ぶ
わざわざ見にくる
頬に笑みをたたえて
時を刻む大空の時計
恵むこの土の上に
一つの夜ごと 秋の陽が近づく
しのび足音 聞いて
もんしろ蝶
ひらひらと 青葉に映る
ひといき永遠の空気を
吸って吐いて
固く閉ざした殻を
割る種のように
内なる力が外へ溢れてゆく
今もう少しで
今もう少しで
枯れた枝を取り
あたりを耕す
感謝を捧げる 少し涙こぼして
時を刻む大空の時計
恵むこの土の上に
一つの夜ごと
未来の方へ弾む
きらり足音 聞いて
一つの夜ごと
秋の陽が近づく
しのび足音 聞いて
人気の新着歌詞
愛し愛されて生きるのさ – 小沢健二 とおり雨がコンクリートを染めてゆくのさ僕らの心の中へも侵みこむようさこの通りの向こう側 水をはねて誰か走る夕方に簡単に雨が上がったその後でお茶でも飲みに行こうな
ある光 – 小沢健二 新しい愛 新しい灯り麻薬みたいに酔わせてくれる痛みをとき連れてって 街に棲む音 メロディー連れてって 心の中にある光この線路を降りたら赤に青に黄に願いは放たれる
春にして君を想う – 小沢健二 凍える頬も寒くはないお酒をちょっと飲んだからなあ子供のように喋りたいのだ静かなタンゴのように君とゆくよ 齢をとってお腹もちょっと出たりしてね?そんなことは怖れな
カローラIIにのって – 小沢健二 カローラIIにのって買いものに でかけたらサイフないのに 気づいてそのままドライブ彼を迎えにでかけてもう1時間 待ちぼうけカローラIIはその時私の図書館信号待ち
ローラースケート・パーク – 小沢健二 長い手を不器用に伸ばし 赤いTシャツの女の子恥ずかしげに歌を歌い 僕の耳にも届くよ汗をかきオレンジをかじり 耳の後ろにかき上げた髪ローラースケートで滑って回ろう
強い気持ち・強い愛 – 小沢健二 “Stand up ダンスをしたいのは誰?”…寒い夜に遠くの街からまっすぐに空を降ってきたほら あっというまの蜃気楼(しんきろう)溢れる光 公園通り 新しい神様
ドアをノックするのは誰だ? – 小沢健二 ONE LITTLE KISS 言葉にすれば分からないことでもONE LITTLE KISS あっというま僕らをつなげる sweet sweet thing月の
痛快ウキウキ通り – 小沢健二 プラダの靴が欲しいの そんな君の願いを叶えるためマフラーを巻いて 街へ出て恥ずかしいながらもウキウキ通りを行ったり来たり喜びを他の誰かと分かりあう!それだけがこ
旅人たち – 小沢健二 過去と未来より 来たる旅人そっとその目を閉じ 耳を澄ませる長く影を曳く 強く呼ぶ声誰も触れられぬ 心より出ずる闇からの影 水に映す帆岩陰を通って 走る犬の尾夜更
ブルーの構図のブルース – 小沢健二 夢で逢えて良かったかもね 夜行列車に乗って行く旅うっすらと煙る樹のあいだに 荒れた海を渡る大橋外は雨 流れ 今も続く朝からの雨模様恋焦がれ 1人でいたい訳 誰に
踊る月夜の前に – 小沢健二 あなたが振り向く儚い光が撃つ黒いドレスの肩に添えた手で伝える動く動くあなたの心それを感じたい穢れのない魔法使いこの世界にいる喜び動く動くあなたの心この世界にいる
甘い旋律 – 小沢健二 幻のとき遊び慣れた双子のように友達でも知らない共犯者のようにあなたの愛炎隠していてその胸に貝殻を採り足を濡らす遠浅の海気づかずに歩くうち遠くへ行くみたいあの香水
欲望 – 小沢健二 悩ましく憂いに満ちた夜誘ってその真赤な唇を噛ませて誘って今夜遅くあの人と深い愛を交わす出口を出て待ち合わせて大通りを上る悩ましく憂いに満ちた夜誘ってその真赤な唇
∞(infinity) – 小沢健二 向かい合わせの鏡向かい合わせの拡がりあなたの心の中にある形向かい合わせの鏡向かい合わせの拡がりあなたの心の中に棲む蠍チェロの弓で撫でるように肌の熱を探るときも激
愛について – 小沢健二 雫ひとつ肌を越えるあの人とあの人と心二つ溶かす大きな川のように怖いけれど平気その輝きその驚き愛火遊び二人燃やしてみたい炎愛火遊びゆっくり燃やしてみたい炎踊るため
あらし – 小沢健二 ああ目が醒めても残った夢の話故郷の町で聞いた不思議な話外にgozillaのように降る雨が寝物語を聞かせて暫くはラララ…黒い陶器に盛った椿のように華やかに虹の光で