カルメン・マキ & OZ
南海航路 – カルメン・マキ & OZ
やって来たのは 誰も知らない
夢にまで見た 青い世界
光る砂浜に けむる
雲に助けられて
白い日記を破りながら
遠くを走る船の灯りに
追いかけて飛ばした
いくつも 紙飛行機にして
毎日が 流れるような日々
これだけ 遠く離れてしまえば
青く広がる水平線に
何もかも忘れた
青く広がる水平線に mm
何もかも忘れた
昔のことは…
昔のことは…
昔のことは…
やって来たのは 誰も知らない
夢にまで見た 青い世界
光る砂浜に けむる
雲に助けられて
白い日記を破りながら
遠くを走る船の灯りに
追いかけて飛ばした
いくつも 紙飛行機にして
毎日が 流れるような日々
これだけ 遠く離れてしまえば
青く広がる水平線に
何もかも忘れた
青く広がる水平線に mm
何もかも忘れた
昔のことは…
昔のことは…
昔のことは…
寂しい女に夢はつきもの一人よがりの夢をたくして全ては平凡にとそんなふうにも思うのだけれどたくしきれない何かにひかれきっとあんたは又明日も小さな夢を見る唄っておく
オレンヂ色の光がさしこむ白いレースのカーテンをひらくと青い空には油絵で描いた白い雲が流れ小鳥達はさえずり私もつい口笛などふいてみます朝寝坊のおまえは水色のシーツ
朝もやの中にあなたのまぼろしを見た見た気がしてあなたの後を追いかけて霧の中走り走り続けたのいつも夢見てたあなたと手をつなぎ菜の花畑の中を走るの私の手をすり抜けて
私の心の隙間に六月の風が吹いてもあの夏はやってはこない悲しみを殺したままに笑いながら通りすぎていったなまぬるい六月の風夏を待つ都会の静けさ渦を巻く鬱な気分喘いで
それほど悲しい 夜でもないのに忍びよる足音に 気をとめることさえもできない女が 街角にたって通りすぎる 情景を見つめてあてのない1日が…夢より多く かなえられた
くる日も くる日も ロックンロール踊り疲れたとは 言わない汽車に揺られ ここまで来たがまだ旅は 始まったばかりいつまでも いつまでも 走り続けるロックンロールバ
あまりに悲しいことばかりでどこか遠くへ旅にでようとポケットに思い出つめこみひとり汽車にのったの汽車の窓の外を走りぬける昨日までの私のにがい人生もう二度と戻ること
直立不動のビルの隙間から入道雲が動きだし白い世界が広がれば誰もがみんな 変わってしまう私は熱いコーヒー飲んでるサテンの窓の2階よりこれ以上の怒りを放り投げて無理
真夜中の街角 しゃがみこんだ女ネオンサインの反射で 泣いているのがわかる雨上がりの東京 夜も昼もなく動いている 赤茶けた空うなりをあげるタクシーと いきかう酔っ