長谷川きよし

ひとりぼっちの歌 – 長谷川きよし

ひとりぼっちってなあに
可愛いい三つの女の子がいう
そっとその子を抱き上げて
きっとボクみたいさ
それでも又聞いた
ひとりぼっちって何
わかることならおしえてあげたい
あの山の その又向こうの山に
ひとりぼっちは立っている
春も夏も 秋も冬も
風に吹かれて 立っている
四季の風に乗って
ときどき聞こえる
聞かせてあげよう
ひとりぼっちのその詩を

青い空のあぜ道を
ひとりぼっちのボクはあゆむ
ボク ボク 何処へ行くの
雑木林の空も青い空

暗い空の山道を
ひとりぼっちのボクは歩く
ボク ボク 何処へ行くの
雑木林の上にふくろう鳴く

遠い空の人生を
ひとりぼっちのボクは進む
ボク ボク 何処へ行くの
しあわせ目ざして
ゆっくりと行く

わかったかい
可愛いい三つの女の子
わかったなら早く
お家へお帰り
かえるが鳴くから 帰ろう

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