秦基博

サイダー – 秦基博

誰かのようになりたいな
誰かのようにはなれないな
届かない 届かない 届かない 届かない

ライオンのような強いキバも
カナリヤのような綺麗な声も
ないけれど ないけれど ないけれど ないけれど
この僕にも 僕にしかないものがあるはずさ

地図もなく歩いていく 回り道に けものみち
夏はまだ終わらないぜ 僕のままで

サイダー シュワシュワ 泡のように いのちが 毎秒 はじける
知らないことなら まだ たくさん 溢れてるよ
Oh いいよ ちょっとくらい 刺激的でも
そう 僕のすべてを 楽しまなきゃ

みんなと違うと不安になる
ひとりぽっちは寂しくもある
でも 自分と語り合うのも 悪くはないのさ

立ち止まり ふと振り向く どのあたりまで来ただろう
今日に続く足跡が「僕」に見えた

サイダー パチパチ 泡のように いずれは 僕だって 消えてく
好きなだけ 悩んで たくさん 落ち込んでも
Oh いいの それも生きてるってことだと
思えたのなら また進める

サイダー シュワシュワ 泡のように いのちの歓び はじける
知らないことなら まだ たくさん 溢れてるよ
Oh いいよ ちょっとくらい 刺激的でも
そう 僕のすべてで 楽しまなきゃ

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