大石晴子
サテンの月 – 大石晴子
小さな夜
もう余韻が部屋を浸していた
手持ち無沙汰
着替えもせず そこまで出てみれば
青白くて冷んやりしたサテンのような月が明かす
私の影ひとつ
この街は初めて無音になる
光の重さをイメージして このまま
何にもかも見せてくれるなと呟いてた
心のひだや 明日の遠さ
月を睨む私がここにいる
誰が知ってる
この街を初めて走ってる
どこへ行くのか
影が弾んでいる 鼓動が鳴る
小さな夜
もう余韻が部屋を浸していた
手持ち無沙汰
着替えもせず そこまで出てみれば
青白くて冷んやりしたサテンのような月が明かす
私の影ひとつ
この街は初めて無音になる
光の重さをイメージして このまま
何にもかも見せてくれるなと呟いてた
心のひだや 明日の遠さ
月を睨む私がここにいる
誰が知ってる
この街を初めて走ってる
どこへ行くのか
影が弾んでいる 鼓動が鳴る
ハレの日もケの日も君に果物をむく可愛い種のカーブ嬉しいこと沢山 隠しておいた時間が私にそう言うハレの日もケの日も表で子供達は遊ぶ立ちっぱなしで読み直すページ悲し