吉田一郎不可触世界

僕と悪手 – 吉田一郎不可触世界

君はいつだって 現状に満足できないふうだね
過去に縋ったって 張りぼては取れて無くなってるよ
エタノール滴ってた言葉たちが 尖って聞こえた気がしたのは思い込みなのさ
独創の呪文と嘯いた 見飽きたテンプレートなんか 届かないさ

青春の景色は遠い街に変わった
でも過去にはなっていない10代と現在が連鎖した時空で
真っ白な小人だった時間が 君にも僕にだってあったはずなのに
どこでドス黒い赤に染まってしまったんだろう 憶えてないんだ

魔法が解けてさようなら 気づかないふりに気づかない人
文字化けした自意識に用事はない I don’t know

君はどうなった?全てが立ち去ってしまっても
想定の範囲だと孤独に浸って嗤っていた
錆びついて切れなくなった言葉たちは
最初から切ることのできないレプリカだっただけなのさ
いつどこで拾ったものかも忘れ去ってしまいたかった模造品さ

まやかし解けてさようなら 判ったつもりの恥ずかしい街
身に覚えの無い叱咤に用事はない I don’t know

真っ白な小人だった時間が 君にも僕にだってあったはずなのに

魔法が解けてさようなら 気づかないふりに気づかない人
文字化けした自意識に用事はない I don’t know

人気の新着歌詞

禁断の宮殿 – 吉田一郎不可触世界

この火種を 消し忘れ 全ての物 焼け落ちたら…薄笑みを浮かべたまま モク燻らす五月蝿いから とめてくれソーシャルロックンロール聞き飽きたら歩けば風が歌うぜ 雨が

恐怖の地縛霊 – 吉田一郎不可触世界

きみのことを見ているよ ぺらぺらのしろいおばけまるい目をまあるくして ほら きみのことがすきなんだチーズバーガーを買ってきたよぼくのぶんもきみが食べていいよカッ

B面のまほろば – 吉田一郎不可触世界

どっかで拾った100円ライターのガスが小刻みに揺れてる液体と気体のあいだ どっちにも寄りたくない気持ちだぐにゃぁっと曲がるラバーポール蹴って脚に意味のない感覚と

UmiToKoe – 吉田一郎不可触世界

海が聴こえる街 母の後部シートで真夏の匂いに燥いだ犬が吠えてた父は作業場で口笛を唄ってるあのこに負けぬよう背伸びをして過ごしてたきみと出会ってから 猫が好きにな

えぴせし – 吉田一郎不可触世界

化石になってる 恐竜は死んでいたきみのくちの形に 見惚れてしまったよやさしさを食べさせてあげる 憎しみを味わわせてあげる記憶の深くで赦しを乞う時間油粘土みたいに

るーいん – 吉田一郎不可触世界

でもたられば くちをついて出た呪いの詩が 宙を舞って墜ちたみじかい夏 声殺して因果惜別の詩は 地べたに転がった人それぞれのつくり笑いで鉛の日々に 地面を這ってる

荼毘 – 吉田一郎不可触世界

マッチを擦って要らないを荼毘に付す新聞紙の種火に焼べた木がパチンと鳴くマッチを擦って不甲斐ないを荼毘に付す不貞腐れた燃え方で黒い煙が目に染みる見たことのない文房

BPM108で蛹は蝶になる – 吉田一郎不可触世界

ずっとほころびだらけで気づいた時は手遅れ染み込んで今さら消せないさやっと取り戻したけど 平気なのは見た目だけそんな簡単にはいかないかなんでこわれるの どうしてな

ゼリーの雨で眠れない – 吉田一郎不可触世界

ここは雨がふる おいで傘のなかへ低血糖が祟って心臓が戸惑ってる素敵な体温 微睡みたいのつれない街できみを見かけたよそっと鼓膜触ったよきみに雨がふる おいで傘のな

phoenixboy – 吉田一郎不可触世界

デコイだった恋でバターになってお別れ皮肉屋はユーモア気取ってニューナンブぎった逃走劇あひるぐちした愛で光った街並みは眠らない花言葉知ったかぶりして背伸びのきみは

Back to top button