吉田一郎不可触世界

えぴせし – 吉田一郎不可触世界

化石になってる 恐竜は死んでいた
きみのくちの形に 見惚れてしまったよ
やさしさを食べさせてあげる 憎しみを味わわせてあげる

記憶の深くで赦しを乞う時間
油粘土みたいにこびりついている
まちがいを見つめて生きてる また1つ掛け違えてしまったよ

ご覧よ 誰も彼も皆 同じリズムで踊ってる
はてなを感じたら疲れるから
気づかないでよ 壊れちゃうから

魔神が立ってて 新宿が燃えていた
いやらしい目に絆されて 許してしまったよ
えぴせしが絡みついて笑う ほころびを見つけた奴から消された

おいでよ 何れも此れも皆 例のルールで並んでる
世界はこんなにも狂っている やめないでよ 終わらないから

ご覧よ 誰も彼も皆 同じリズムで踊ってる
はてなを感じたら疲れるから 奪わないでよ 壊れちゃうから

何もすることが無い日には きみのくちに食べられていたい

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禁断の宮殿 – 吉田一郎不可触世界

この火種を 消し忘れ 全ての物 焼け落ちたら…薄笑みを浮かべたまま モク燻らす五月蝿いから とめてくれソーシャルロックンロール聞き飽きたら歩けば風が歌うぜ 雨が

恐怖の地縛霊 – 吉田一郎不可触世界

きみのことを見ているよ ぺらぺらのしろいおばけまるい目をまあるくして ほら きみのことがすきなんだチーズバーガーを買ってきたよぼくのぶんもきみが食べていいよカッ

B面のまほろば – 吉田一郎不可触世界

どっかで拾った100円ライターのガスが小刻みに揺れてる液体と気体のあいだ どっちにも寄りたくない気持ちだぐにゃぁっと曲がるラバーポール蹴って脚に意味のない感覚と

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海が聴こえる街 母の後部シートで真夏の匂いに燥いだ犬が吠えてた父は作業場で口笛を唄ってるあのこに負けぬよう背伸びをして過ごしてたきみと出会ってから 猫が好きにな

るーいん – 吉田一郎不可触世界

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荼毘 – 吉田一郎不可触世界

マッチを擦って要らないを荼毘に付す新聞紙の種火に焼べた木がパチンと鳴くマッチを擦って不甲斐ないを荼毘に付す不貞腐れた燃え方で黒い煙が目に染みる見たことのない文房

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ずっとほころびだらけで気づいた時は手遅れ染み込んで今さら消せないさやっと取り戻したけど 平気なのは見た目だけそんな簡単にはいかないかなんでこわれるの どうしてな

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phoenixboy – 吉田一郎不可触世界

デコイだった恋でバターになってお別れ皮肉屋はユーモア気取ってニューナンブぎった逃走劇あひるぐちした愛で光った街並みは眠らない花言葉知ったかぶりして背伸びのきみは

僕と悪手 – 吉田一郎不可触世界

君はいつだって 現状に満足できないふうだね過去に縋ったって 張りぼては取れて無くなってるよエタノール滴ってた言葉たちが 尖って聞こえた気がしたのは思い込みなのさ

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