北里彰久
出発 – 北里彰久
もう一度だけ
ふり返れば あれは
街の灯 夢の中
離さないで やがて
かなしいことも終わる
惑わせて なんとなくすべてが
なつかしく見えるのは 君のせいさ
今はそれだけ
まだ騒がしく
行き交う人 追い越し
あの頃が遠くなる
戻らぬ日々 すぐに
こだまさえも消える
うわのそら 混ざりあう 二人の
弾む息 温かい血の色さ
どうかこのまま
忘れないで そのまなざし
もう一度だけ
ふり返れば あれは
街の灯 夢の中
離さないで やがて
かなしいことも終わる
惑わせて なんとなくすべてが
なつかしく見えるのは 君のせいさ
今はそれだけ
まだ騒がしく
行き交う人 追い越し
あの頃が遠くなる
戻らぬ日々 すぐに
こだまさえも消える
うわのそら 混ざりあう 二人の
弾む息 温かい血の色さ
どうかこのまま
忘れないで そのまなざし
空っぽの路地 塗りたてのドア僕はよそ者 ここじゃ誰より名前を教えて 見たことのないもの歌に変われば調子外れの鮮やかさだけやけに心にこびりついてるしおれてしまえば
もうここにはいない人たちどこかで楽しくやっていてくれここにはいない一人にそう いつかは僕もそこらじゅう痕跡残して後には未来があるとしてそうだとして(glow g
あなたは飛びたつ 銀色の翼でうんざりしてるのは僕にでもわかるさもうバカンスは終わり 気がぬけてほこりまみれさとり残されたのは僕だけついたり 消えたり よそ見をす
ずっと浮かれてる のぼせるほど長い日の終わりにもつれあい 千鳥足のままでもかまわないかまわない息を止めて 今そっと忍びこむプールサイド遠く離れてく 君のすべて忘
軽快で心地よいテンポが あなたへ届けるメッセージ愛を歌う聞き慣れぬ声は ほんのちょっとくたびれていてあの人 いつも笑っているわけなどないの それでもまたたきなが
触れるそばから輪郭は消えページの余白に落書だらけ眠らない二人 言いかけたこと通りすぎる星 大きな弧を描き 彼方へ見えない線をまたいで進むくわえた煙草がくすぶる銀
曖昧だったり しぼんだり望遠レンズの見る光何億光年 旅したら電飾の未来 願いは何だっけぼやけてしまうね漂う プリズムのどこかで
信じられないことばかり ずっと海辺に向かう道 そろそろ日も傾いて残された時間よりも もっと今この瞬間にすべてがある気がしている話もせずにスピードをあげるだけ簡単