VALSHE

Dullahan – VALSHE

何処からか また声が聞こえる
厭に近く それでいて遠い
綺羅(ぎら)つき濁り 滅裂な豪気

朽ちかけた体躯(からだ)と 傲然(ごうぜん)な頭は
現(げ)に滑稽なほど 頑とし決して融和しない
頸に纏わり付く 陰鬱な瘴気は
主を持て囃し 顎(くち)を開かせ行先(みち)を乞う

“栄華を誇ったあの時代は再び此処に訪れる”
情熱と希望を嘯(うそぶ)いた

――然程(さほど)由(よし)は――無い

嗚呼 体躯が不正(いびつ)に動き出す
誰も望まない死が先に在ると知って貴女を 誘(いざな)っていく
嗚呼 心が軋み喚叫(わめ)き出す
誰かが抱いた夢と絶望が織り成す泥濘(みらい)が 創られていく

蹄音(つまおと)が 不快に谺(こだま)する
行く宛は 唯一つしか無い
溟い 黯い 底無地獄

血だらけの両手と 腱の切れた脚は
その意を解さずに 其々(それぞれ)勝手に暴れだす
頸に纏わり付く 陰鬱な瘴気が
嘲笑(ほほえ)みを湛えて 尤もらしく語りかける

“何時かは貴様が冀(こいねが)う軛(くびき)を解くと神に誓おう”
幾星霜周りを見渡せば

――最早誰も――居ない

嗚呼 貴女を胸に抱き寄せる
誰も信じない希望がその目に強く強く 輝いている
嗚呼 私は孰(いず)れ霧と為る
貴女が抱いた夢を散散に曳き裂いた後で……

忠誠を誓え貴様の命は何だ?
さぁ忠誠を誓え!一人でも葬れる(すくえる)ように
忠誠を誓え貴様の命は何だ?
さぁ今すぐに逃げろ(ちゅうせいをちかえ)! 我(あ)の顔が振り向く前に!

その声は もう聞こえない
厭な夢を 見ていただけと
――いウノカ?

人気の新着歌詞

Yours – VALSHE

充足されない毎日 また 置き去りなの解ってる例えば帰ってきた時 僕が居なくっても気付かない?確かな言葉は何一つ無くて 孤独と切なさに押し潰されても 言えない現在

doubt – VALSHE

夜更けに始まる狂宴を背に ニヤリと笑った鏡のLust優しいフリして近づくまでに 瞳の闇を隠した獲物に狙いを定めたらLock on 軽薄・誠実 / 裏・表心の底で

nameless story – VALSHE

夕暮れ伸びる影を追って早まる呼吸に夢中で気づけなくて 君の声は溶けたいつでも 言葉にした分だけ強くなった気がした迷うたび尖った記憶の中で探し当てた陽光(ひかり)

拘束 – VALSHE

いつか感じた 偏見と誤解の輪(ループ)気付いた時には取り返しがつかなくなって「大丈夫、耐えて行ける」そう思う度生まれた事さえ恨めしくて動けなくなって初めて解る社

graffias – VALSHE

二人が出会ったあの日をなぞる様に星座のヒカリを繋げていく君が居なくても 時計の針だけ進んで小さな終わり繰り返すLike a million stardustこの

Myself – VALSHE

感じてる様な そうじゃない様な 曖昧な態度「はぐらかすなって」右に傾いて 左に回って信号はもう 点滅さえしない誰も信じない強さより信じる事で恐れずいられる ah

ハルノハテ – VALSHE

窓の外 淡い空 暖かさに負けて微睡みそうになってる 穏やかな午後に「どうしたの?」そんな声に 寝返りを打つけど誰かいるはずなんて無いこと解ってる泣けてくる程に 

NEVER LAND – VALSHE

とめどない嘘と 繰り返した日々何処にも行けない子供の国から影の無い僕を見つめた瞳は諦めたような闇を抱えてたどうしようもない願い もう君を愛せない僕の中の夢 君が

Paradise Cage – VALSHE

「何処に居るの?」と 探しながら醒めた夢窓の端だけオレンジに染まっていく手を伸ばしたら届く場所に在るようで何処にも無いと気付いた ひとりの朝に誰もいない楽園(ば

REVOLT – VALSHE

交錯する足音が 重なれば目線の先を撃て瞬く間に剥がれていく興味なんて無い顔で 笑みの隙間に錆がチラつく食らい付いて 上等のmake a getaway気まぐれな

Another Sky – VALSHE

苦しくて 手放して 取り戻せなくなった掴めない幻を追いかけていた繰り返す 似た景色 恐い夢見た様で閉じかけたドアを今 君が開けたの?楽しそうに笑う君は ただ眩し

Dead to the World – VALSHE

願望の裏 純粋さとアザトサとが 混ざり合って沈め方を間違えれば 後に残る虚しさどんな風に笑ったって 心抉るような雑音目を閉じれば 笑顔さえも見えなくなってしまう

Vessel – VALSHE

君にとってはくだらない「仮説」を語り草臥(くたび)れる影囃す瞳には映らない すり抜けた網状の鞘で「見えぬなら踏みつけても 誰の心も痛まない!」抗いもしない人を 

jester – VALSHE

静寂を纏った舞台 フリギアの中で踊る今宵ふたり演じるのは「美しい恋の物語(ストーリー)」聖者の仮面を剥ぎ 遊戯(ゆうげ)まで呼び出だす夜を舞う蝋色の糸で掻き立て

shout of JOY – VALSHE

Let's singing, shout of JOY!聴こえるまで何度でも 繰り返し伝えていくから退屈だと感じてた つまらなかった世界を描いて 塗り変えて 一

moon-sequel- – VALSHE

あの時見た月 同じものだった揺らぎ 映る 青き月よその光はまた 次を示して「進み続けよ」と 言うのだろう悔やむ事は 一つも無いはずの未来(みち)この世界に何ひと

PLAY THE JOKER – VALSHE

ギラつく目線は上等 「支え合いながら…」なんて冗談?心は駆り立てられて 誰かの肩踏み切るそんな光景に無力を感じるほど純でもなく通り過ぎ見て見ぬ振り“僕じゃない”

Deserve – VALSHE

-もうすぐ幕が降りて 何を 見つけて失っていくだろう-突然のはじまりに目が眩んでも いつだって相応しく漂って一時に安らぎを求める事も 贅沢な願いだと切って捨てた

clematis – VALSHE

この腕を紫に染めて 近づいた貴方の中へと爛れていく心の隙間 でも嘘じゃない 「信じてよ」望みなら脚でも舐めましょう 手を取り跪きましょうどんな言葉も態度も お気

vulgar gem – VALSHE

Foil jewelry.same for you...ベルベット踏みつけ agony三流じゃ聞けない berserklyお飾りの誘惑が ceaselessgr

Back to top button