伸びてく枝の先 何処かを目指したのか
囲われた枠の中 ただただその外へ
私はここから 見てるだけでいられず
こうして線を越えて求めてしまう
腕を枝を伸ばし 側へ行きたい
吹く風に葉を散らしても
あなたに会いたい
一人立っている私に気づいて
伸びすぎた枝たちが 綺麗に切られてく
傷つけない間隔に 元通り戻される
私はこの手を 決して離さないのに
重なり日の当たらない 葉から枯れてく
腕を枝を絡め 花を咲かせよう
冷たい雨に震えてなお
あなたと会えたこと
その愛しさを互いに気づかせて
切り落とされても 何度も何度も私は探すよ
知ってしまったから
腕を枝を伸ばし 側へ行きたい
吹く風に葉を散らしても
あなたに会いたい
少し遠くから眺めているよりも
あなたの隣で今は歩いていたくて
同じ同じ距離で並ぶ街路樹
違う違う明日を願う私は
腕を枝を伸ばし 側へ行きたい
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