両目に映し出しますはグロテスク
HIGH&LOWか真っ二つに分かれたSHOW
魅惑的なSHOW
スキャンダリズムな血が踊りめかして
どいつもこいつもワイプから騒ぐでしょう
羞恥心もなく
山より高いプライドと折り合わない現実との
隙間を埋めるためにまた隣の頭を撃ち抜く
やけに醜い表情は手にした重りのせいかな
向けたはずの銃口が暴発しないことを願うよ
タイムリミットの中で何ができるか
そこそこ死ぬ気で考え抜いたんだ
撃たれようとも振り返ったりしない
誰が敵で味方だったかは最後に知ればいい
その日は自分が笑え
「アタシは良い人でアンタ悪い人
勧善と懲悪はニコイチで意味があるでしょう?」
理解者面の化け物は無駄に元気が有り余り
あなたのためと声高にまたゴミを投げつけてくる
テレビの中の悪役が共感を呼んでブレていく
横暴なヒロイズムで何度も殴られてバカになった価値観よ
「やっぱりすごいあなたには敵わないわ」
「ご迷惑ご心配をおかけしています」
「気持ちは痛いほどよくわかっています」
「あなたのために言ってあげているんです」
知らないことは幸せだ 知る者ほど口を閉ざす
ー あなたがこのキャラクターを選ぶことはできません ー
マルチエンドにねじ伏されて泣いたって
やめるかやり直すかの二択なんです
振られようとも投げ出されたりしない
誰が敵で味方でもその立ち位置は揺るがない
自分のステージに上がれ
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