TOMOO

雨粒をつけたまま – TOMOO

雨粒をつけたまま 電車に揺られてる
無口なリズム
さえない服の色が
余計きっと沈んで見えてる
いつものシルエット

でも鞄の中は
コーヒーのいい匂い
誰かが探すわけもないけど
わたしだけの秘密さ

物語は いつも物語は
誰も知らない場所からはじまってくよ
これでいいんだ
いまこれでいいのさ
膨らましていくよ 日々の薫りを

足元で光る 赤い
レインブーツによぎるのは
濡れたバラの花

知ってるよ
青空より 曇り空には
赤も緑もあざやかに映える

ああ 待ちわびてるこんな日々にこそ
もうかがやきはあると言うんなら
どこにいても平気さ

物語は いつも物語は
誰も見てない場所から磨かれるよ
これでいいんだ
いまこれでいいのさ
見えてるものが すべてじゃない

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酔ひもせす – TOMOO

むずかしい言葉で むずかしく恋い慕うスタンスをKeep onすんのも飽き飽きしちゃう 魔がさして桃色梅酒の泡みたいな feeling浮かんで消えてゆくラブストー

グッドラック – TOMOO

砂埃立つころ 君はいない南風が巻き上がってまたひとり ふりだしに戻るように でも約束したこと まだ覚えてるグッドラックほんとうは どこにだって行けることうそだな

オセロ – TOMOO

踏み台にできるものなんて一つもない やになるほどずっと覚えてる雑なさよならも 溜め込んだやさしさも 返せないままのメッセージもお揃いで見れる夢なんていくつもない

17 – TOMOO

誰もいない路地 見下ろした古いビルの暗い廊下に 染みついた夢の匂いくたびれたエレべーター 下って開いたら見覚えのありすぎる後ろ髪セブンティーンアイス食べてさ 君

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やけに喉が渇いてからがら家を出た夕方の風に紛れた昼間のコンクリートの熱スーツと制服のフレッシュマンコンビニの前は溢れかしまし 麗しい新しい季節かやけに喉が渇いて

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Present – TOMOO

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たとえるなら 二つのリボン結び合わせないままでもいいしわくちゃにもならずにただそれぞれ螺旋を描いてあのね 夢見てるのは誰も知らない景色をあなたと並んで見ること海

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Lip Noise – TOMOO

君が歌う呼吸と呼吸の合間で覗いた透明僕はそう うめいてるガラス越しに肌を触って君が歌う呼吸の隙間で飼い慣らす秘密は ねじれそうアイム ソー クレイゼリップノイズ

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