ずっと遠くに感じていた胸の奥の騒めき
夜の熱に浮かされて想いは馳せる
花も恥じらうような人
その心を奪えたなら
誰にも障れない空想の彼方
君を攫ってなんて想像している
叶うなら神様って僕はただ期待して
眠れないまま夜に耽る
忘れようとしたって ずっと消えなくて
呪いのように 燃ゆるように
胸の奥を焦がしていく
その瞳を その声を 憶えている
繋ぐ手を探り合った 二人だけの夜を
月が照らした嘘を見抜けないまま
叶うなら神様って僕はまた期待して
あの続きを願ってる
どうしようも無いくらい 溢れるこの想いが
次第に熱くなって 泡沫に溶けてゆく
この夜を揺られ游いで 永遠に踊ろう
誰にも障れない空想の彼方
君を攫ってなんて想像している
叶うなら神様って僕はただ期待して
あの日のように君を灯す
眠れないまま夜に耽る
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