書き溜めた 言葉を並べて
組み立てて あなたを作るわ
不透明ないたずらな笑顔に負ける
懐かしい歌を口ずさんで
何となく ハモってみたりして
またあなたのピースを探すの
腰まである長い髪の 私をあなたは知らない
出逢えたあの日のふくらんだ白い花びらは
あなたの両手の中 咲き始める
やわらかく包み 目を逸らさないでいて
5月の陽射しの中 重ねた唇から 言葉を見つけた
シンプルな部屋は薄明かりで
閉めきったカーテンの隙間を
伸びていくよ 一筋の朝日がまぶしい
10年後なんて分からないけど
タイミング逃さないあなたの鋭い目に敵わないから
ここまできた物語は これからはあなたのそばで
繰り返す季節の摘み取った白い花びらは
あなたの両手の中 咲き続ける
大空に描く 大きな花火のように
キラキラ色を集めて 輝く! そう誓うから 私を見ていて
出逢えたあの日のふくらんだ白い花びらは
あなたの両手の中 咲き始める
やわらかく包み 目を逸らさないでいて
5月の陽射しの中 重ねた唇から 言葉を見つけた
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