saji

アルカシア – saji

愛を詠うよ
君のために
迎えに行こう
あの日の僕らを

やっと、逢えた
愛しい人
どうか醒めないように

消せない傷痕-きず-
誰だってあるよ
それが、些細な理由
だったとしても

想いはいつも
心の中で
小さく震えていたんだ

君は憶えてないかも
しれないけれど、
独りだった僕に
居場所をくれた
「一緒に帰ろう」
その一言に
どれほど僕は
救われてきたのだろう

言葉はいつも
不器用だから
想いはきっと
伝わらないけど

いつか、君が
迷った時は
僕が支えるから

話したいこと
たくさんあるよ
それが些細な
出来事だとしても

君と過ごしていく
この時間-とき- が ほら、
今日を生きる理由になるよ

朝は希望を
昼は未来を
夜は二人で
明日を夢見よう

どうか君よ
変わらぬままで
どうか、其の儘の君で

繋いだ手と手は
どれだけの時間を共にすれば
二度と離れることのない
一つの命になれるのだろうか

言葉はいつも
不器用だから
想いはきっと
伝わらないけど
いつか、君が
迷った時は 僕が

愛を詠うよ
君のために
迎えに行こう
あの日の僕らを
どうか、君よ
愛しい人よ
夢が醒めないように

なんて、言ってみただけ

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