SAIHATE

  • fool – SAIHATE

    久しく誰かを愛してないうちに気づいたよこんな僕を愛してくれてた君の底知れぬ優しさをいつも通り過ぎた午前0時歯車は進む僕一人だけを置き去りにして 「いってらっしゃい」もしばらく言わなくなったよ今更本音を話せば僕はまだ君のことが好きだよあぁもうほらいつもこうだよ後悔ばっかり 大切なものをなくしてたんだ 汚れるだけの毎日に自分が何がしたいのかも分かんないよ何かで満たしたりしても変わんないよ君がいないのな…

  • 2002 – SAIHATE

    手を振る あの腐った青春に2番ホームから重い荷物を怪訝そうに生きた過去のせいか暮らしは ガラガラのライブハウスに高いくせに大したことのない酒と 望まない現実を 5時のチャイムが鳴って 不甲斐もなく歳をとった夢想家が着崩れる頃だが岐路に立った俺たちの まがいも無い俺たちの衝動が化けて今、音になる 行方も知らぬ俺はまた同じような日々を繰り返すような道はもう選ばないだろういつまでもガキのような大人でい続…

  • 緑道 – SAIHATE

    日に日に増した劣等感好きだったものさえも俺を襲ってきた絶対的な感覚が誤っていることさえも恨んだりした 思い描いていた未来こんなんだっけ?くの字に曲がっていたメンライト吸い飽きたよもう かき鳴らす糸が不規則に絡み合っていって俺の震える足をふらふらもたれないように支えてるんだよ鳴らすこのビートは鼓動とマッチしてあの日の少年のように足掻いている 何度も重ねた推敲は所詮誰かが述べたくだらん戯言で蔑ろに現実…

  • あの夏へ向かえば – SAIHATE

    汗ばむ額辺りは木々が揺れる音で満ちた君は1人春雨に打たれてるこんな僕を綺麗だなんて また朝焼に染まるような目で君を映した黒髪がオレンジ色に左手は君の熱を移したようで 胸の鼓動がゆっくり速くなっていく 光るような君と星の見えないこんな時間にAh月は紅色に染まって消えていくあの夏へ向かえば 光るような君と星も見えないこんな時間にAh月は紅色に染まって消えていくあの夏へ向かえば あの夏へ向かえば 流れる…

  • 響け – SAIHATE

    改札口抜け出して 人混みの中スカしてんだ今日の服装ミスったなんて思いながら風を切るハイテンションハイスピード いつも以上に高まってんだ胸が揺らいでいた 雨水も乾ききった遠くの街へと旅立ったあいつは元気でやっていけているそうだ無駄だと思ってた時間も今日のためにあったのかもな夏が僕にそう言った気がした ねぇあの日から見た夢 叶えられてないんだまだかな それでもね それなりにね 頑張ったつもりなんだまだ…

  • 大器晩成 – SAIHATE

    追いかけたその背が遠のいていく俺は何をしてたんだろういつか追いついて この姿を追わせよう大器は晩成なんだろ?ここからだ 掠るこの声は都会の喧騒とやらに掻き消される輝いていたその目も暗くなってさ目を覚ましても悔恨の念にすぐに駆られる怒りを覚える日々を抜け出したいんだ 時間はただ過ぎていく平等に与えられた時の中で言い訳をしては愚痴を吐き気が付けば失ってた離れて行った街も人も愛した人さえも 追いかけたそ…

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