Plastic Tree

ブルーバック – Plastic Tree

午前0時 雨 静寂に問う 思考はインク 流れ出して 潜れば

僕の色に 沈む 沈む

フィルム 逆走 日々なら模様 カレイド 覗いてほしい 混ざってく

僕の色が 回る 回る

愛 青 赤 想いは 痣 残れど いつか 消えて 無くなる

僕の色が 滲む 滲む

無言劇 続く 舞台の裏 秘め事 枯れてくバラ バラ バラ

僕の色が 散る 散る

息 声 指 躯 心 君がね
ひとつひとつ 離れて 世界は また からっぽだ
視界 さかさま 身をゆだねて 堕ちれば
「おかえりなさい。」
すべてに

僕の宙が 降る 降る

失われていく記憶にいまさら触れたところでもう、幻。
手放した場面。重ねて映して。
なにもない此処はどうせ只の、
ブルーバック――――。

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アブストラクト マイ ライフ – Plastic Tree

麻酔の切れかかる午後は神経が剥き出しになる…花瓶に差した花を見て美しいなんて思わない…針の先から溢れ出す透明な血を思い出す…君がほほえんだとしても 私はただのキ

Paper plane – Plastic Tree

巡る空に慣れるように 寂しさから指を解いた形もない心寄せた 願い事目を逸らしながらネジを捲けば 止めたままの 針が動くよ滲み出した 午後の陽射し かすかに響いて

みらいいろ – Plastic Tree

果てなき世界ならば この胸には証しを同じ涙濡れたら 僕ら笑いあおう解き放ってった現実で 刻む鼓動にフレーズを共鳴してく心に 音をたてて咲く 名前のない花おそろい

spooky – Plastic Tree

嘘を纏ったら迷う帰り道君の足音で星を見失うクリア出来たならスキルは上昇目隠し鬼さんこちらへほら、心はいつでもゆらゆらほら、ここまでおいでよ、おいでよ深い理由もな

さびしんぼう – Plastic Tree

例えれば さびしんぼういつも通りの僕になる窓も全部塞いだし ドアにはちゃんと鍵も掛けました来る明日を拒んだら 滅ぶのが決まりだよふたりしかいない国 作った○と△

デュエット – Plastic Tree

月光蝶は 遥か向うの論争と宙を舞う可笑しい位 鮮やかに落葉樹と ずっと遊んでよう一晩中 ずっと踊ってよう枯れ葉散る ひらひらと美しくこの場所で彼が言う魔性施した

アリア – Plastic Tree

落ちてくる星の雨 伸ばした指先に触れて足下に伝われば 汚れた水に変わるからほら 目を閉ざして叶えば 地には花を失うために時は過ぎて 静けさひとつ漂うほど戯れる微

アイラヴュー・ソー – Plastic Tree

散文的に泣く 東京都のゴースト水銀灯で寝て 超低温の夢視る平然とさよ~なら 遠のいてくの、誰?洗礼めいて雨 そうとう素敵I love you so 確かな理想郷

雪月花 – Plastic Tree

空は泣きやみ 色ない眉月窓に滲んで そっと零れたふたり描いたしるしを残して夜はざわめく星翳してただ ただ 重ねる日々に問いかけながら摂理な流転に 空理な刹那に 

退屈マシン – Plastic Tree

16ピースじゃ一瞬だけれどすぐ解けない知恵の輪が 目の前にあって曖昧 何となく嘘言ったり 愛情なんて脆くてきらめき感 粗悪 わめき うんざり歪んでく 曲がってく

Thirteenth Friday – Plastic Tree

The thing that light makes the shadow.The thing that light makes the shadow.Ther

バリア – Plastic Tree

いつも白黒思考で好きなものは好き 嫌いなものは嫌い放課後 ひび割れたチャイム残響していた 鼓膜が破けそうだアスピリン つくり笑い不感症の涙クラスメート カメレオ

May Day – Plastic Tree

ブランコの僕 ゆがむ心臓手の中の蝶 七才の午後羽根を飾ろう 虫のしみとキラキラした 五月の緑こんな蝕んだ 回想から 見つけたよ僕の答えそんな事だけ ずっとただ

静脈 – Plastic Tree

なまぬるい夢 静かに騒ぐ記憶青く 青く 君が流れて滲んでいけば いつのまにか微睡みこゝろ、行方不明――――。くしゃみをして気づいた 冬はまだ長引くみたい白い息を

クローゼットチャイルド – Plastic Tree

洋服箪笥の奥の照明に照らされている髪のない少女たち僕に差しだす黒い皮の手帳なぜか僕は逃げたくなり怯えてるあなたは私のとても大切な帽子を奪って笑って駆けてゆくそれ

くちづけ – Plastic Tree

雨音を聞いていた 鍵盤を叩くような気づいたら 記憶まで滲みだした そんな夜呼吸する心臓が ざざ鳴りに 重なればふたりしかいない国 傘の中で たどり着いてた見上げ

まひるの月 – Plastic Tree

みんなキラキラして 嘘に見えて不安だから7月の高すぎる青い空は嫌いなんだ雨の後に濡れた細い道で忘れられた薄い透明なビニール傘僕みたいに風で飛んだずっと繰り返す 

シオン – Plastic Tree

花に風が似合うのは 散ってしまうから口笛擦れてくのは 寂しいから日々の泡が浮かんで消える 一部始終を全部見届けましたで、感傷的になっているところ言葉途切れてつま

てふてふ – Plastic Tree

夢を繰り返す 深い闇に蝶 諦めるように消え去った君の影遠く悪戯に 笑う針の月 抜け出す呪文も思い出せなくなる静けさには 待ち構えた涙壊れかけた 甘い時間に 欠片

ロールシャッハ(右) – Plastic Tree

ひとつ ふたつ鏡のうえにヒビが入り割れて崩れた僕と僕のふたりの模様 描くことないひとつの模様「あいたい」だとか「あえない」だとか「ひつよう」だとか「いらない」だ

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