KAB.

「今」という時間 – KAB.

悲しいニュースを繰り返してる テレビを眺め僕らは
別に心が動くことなど それほどなく
あれは別世界の出来事でしかないと 何処かで決めてる
自分にだけはあるはずないと 当たり前に

今度にしようといつも 遠ざけている面倒も
いつかは出来なくなる時が 来るなんて考えもしないで

「必ず明日が来る」 絶対と言い切れる
人がもしいるならば それは神様だけさ
昨日は去っていった これからはまだ来ない
次にまわす「今」など 僕には見つけられない

買い物に行くと自転車漕いで 笑顔で出掛けた彼は
引き返す道 空の向こうに旅立ったよ

「あの時こうしていたら…」 どんなに後悔しても
眠った瞳は開かない 流れてくは止められない

恋をしているのなら 飾るより馬鹿になれ
笑えるほどに散って 大声で泣けばいい
叶えたい夢ならば 語るより歩き出せ
もういいと思うまで 追って諦めればいい

「必ず明日が来る」 絶対と言い切れる
人がもしいるならば それは神様だけさ
自分を信じてやれ 言い訳を並べずに
無様でも構わない 思うままやればいい
明日が来るからこそ このままじゃ終われない
息絶えるその日まで 「今」というこの時間を…

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