Jeepta

  • 日進月歩 – Jeepta

    始まりはいつも決まって 後手後手のモグラたたき追いかけてばっかいたら 迷宮に入った心地 妙に気負ってしまった 僕は何を求め何を心得る? 僕らは一進一退繰り返して 順風満帆じゃなくって試行錯誤をしまくって 自分を磨くたったの小っせえ小っせえ一歩だって でっけえでっけえ意味があって一寸先が闇だって 絶えず進み続けるんだって いつからかどっちが「前」かを見失っていて 足が止まってしまった目指すべき場所へ…

  • 春々 – Jeepta

    旅立つ朝 まだ暗い街によみがえった鮮やかな思い出ねぇ、覚えてるかい 君と出会った夜に流れていたあの歌を口ずさみながら行くよ セイハロー また君に会った時セイハロー 変わらず笑って言えるように 髪の毛はもう肩に付くぐらいで君にはきっと嫌がられるだろう春の風は君の匂いがして懐かしくって少しだけ立ち止まったりもしたけど セイハロー また歩き出したからセイハロー 胸張って君に会えるようにしよう セイハロー…

  • 理想郷 – Jeepta

    アタリハズレの無い様に 当たりさわりの無い様にと気を使う つつまし人へ「アタリマエ」など無いのに 「アタリマエ」の内容だと思わせる 頼もし人へ 何千何万回と叩きのめされても 何千何万回と立ち上がる 溢れ出した涙は夜を越えて 朝になって強さになって翼になってゆくんだ羽ばたき続けようか 尽き果てても届きそうで 掴めそうで 消え入りそうな 遠い理想に向かっている 築き上げたその地位に 気付きもせず形にと…

  • 「ID:」 – Jeepta

    その数はまるで無限に近く この目では見えない小ささで身体中をうごめき求め合う 繋がりが織りなすこの命 生まれながら死力を尽くし 役目を果たしに行くんだ そんな小さい存在が 僕のアイデンティティーを作りだしているこんな小さい人間も 世界のアイデンティティーを作りだしている一人じゃなかった 僕らはいつも 重なり合って生きてんだ それぞれが持ちうる才能で でこぼこを互いに埋めながら 闇を抜けて成長を遂げ…

  • 革命エントランス – Jeepta

    ワンメーター先も見えぬ様な 霧の中泳いでいる懸命にもがき続けても まだ出てこないレール 混迷の時代に手を挙げて 舵を取るリーダーシップ短命に終わった理由なら とりとめの無いゴシップ 目的を忘れて 即席のいい訳 よくできた言葉を並べ茶番劇のベスト イン ショウ とめどなく刻む時間(とき)に追われ こびりつくアカを落とせぬままこんなにも深く潜ってしまったなかりそめの今をぶち壊して 終わりから始めようど…

  • Highway Monster – Jeepta

    明日はもう我が身だな 決断の時がせまり来る後ろやつが煽り立て 前からはグリーンパネルモンスター死角すら気を配る 360°気を配る曖昧なリアクションで失速 曖昧なクラクションに叱咤 熱視線はどこにある 発見の遅れは命とり直線の罠にはめられて 上からのフラッシュアイズモンスター自尊心が邪魔する 慢心も多分ちょっとはある健全に安全にと言って 完全に寸前の攻防 危険はどこにある 凝視したって見つからないそ…

  • 執筆未遂 – Jeepta

    今夜、眠る前に手紙を書くよ 今夜、君に宛てた手紙を書くよどんな言葉ならば君に届くかと 脳内、腐りかけた言葉を探す 雨の音が聞こえなくなるから 窓は開けたままさ もう取り戻せない 鍵を無くしたドア 晴れを忘れた空過去に罪を問いかけても 巡る 今夜、眠る前に手紙を書くよ 今夜、君に宛てた手紙を書くよどんな言葉ならば君に届くかと 脳内、腐りかけた言葉を探す 雨に濡れた君が言ったいつかの言葉の切れ端を思い…

  • たとえば – Jeepta

    たとえばあなたの望む様にすることが優しさかい?それともありのままの僕をぶつける事が優しさかい?すれ違う時はいつだって お互いを見ていないんだ一人旅の行く先なんて思う様に決めればいい 流れる時の中で人は あらゆることの答えを探す悲しみ一つ減らすために 心を減らして 答え無きものと知る時 人は孤独に気付くあなたと二人で導くのを答えと知る たとえばあなたの望む様にしたら一体どこに着くんだ擦り合わせる事の…

  • エキスパートナー – Jeepta

    世界大戦がちょっと 間延びしたようなそんなんです互いに引かずにずっと 意地の張り合い合戦苦い経験もやっと 意味があったって思えたんですそれは確かな事 でもまだ足りないんです 君の内心をそっと 覗き込んだらどんなんだ分かる範囲はちょっと あとの大半は混乱下手に動いたらあっと言う間に混沌に遭難です理由は簡単な事 まだまだ足りないんです だからまた 涙のワケを君はいつだってしまいこんだ 世界だとか世間な…

  • まどい – Jeepta

    落ちていく夕陽 背に浴びて また少し汗をかく伸びた影のその先で 今宵の月は白く光る飛びまわっていた鳥たちも 羽根を休め 巣に戻るこんな見慣れた風景の中 僕は家路をゆく かどを曲がれば少しずつ あたたかい街のにおいふと見上げればもう月は その色を黄に染めた 今日 君とどんな話をしようか今日 僕は結構 笑える事があったんだ今日 君はずっと 笑っていられたかなあぁ 足早になる まんまるい優しい場所がある…

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