Jamgo Five
カフカ – Jamgo Five
古びた絵本の隙間から
落とした4センチの想い出
ちっちゃなその四角の枠へ
ボクらが描いた当然の未来
渇いた心を 瞬間で癒やして
アナタの笑顔は 水のように零れた
もう1回だけ 行けないかな
雲ひとつない アナタのいた空へ
いまならきっと 胸のタンクで
あの笑顔ぜんぶ 受け止められるのに
つぶれた鞄の底から
見つけた15ミリの思い出
ちっちゃなその輪っかの中で
ボクらがもがいた約束
言葉を失くして 自由を欲しがって
アナタの涙は 川のように流れた
もう1回だけ 行けないかな
泣き疲れた アナタのいた朝へ
いまならきっと 胸のスクリューで
あの涙の中 泳いでみせるのに
虚しく下ろした 両手にいつでも
アナタの魔法は チカラを伝える
将来を作らせて 現在を綴らせて
不器用なこの指を 導いた 過去からのヒカリ
いますぐに 行けないかな
自由に夢を 書き殴った空へ
祈るように 震えるように
アナタのこと 思い出してるんだ
もう1回だけ 行けないかな
雲ひとつない アナタのいた空へ
いまならきっと 胸のタンクで
あの笑顔ぜんぶ 受け止められるのに