ifsixwasnine
猫になりたい – ifsixwasnine
気紛れに買ったけど
花の付かない植物
部屋の隅で人知れず枯れた。
世話するよりもされる方が
案外向いてるのは分かりきっていた。
(そう、朝は怠惰。
揺れるカーテン、皮肉にも青天。)
ah…ah…ah…ah…回想と嫌悪からスタート
ほら、甘え上手なフリをして
いつも見透かしてる青い目で
手玉にとられたフリをして
飽きるまでのひとときの戯れね。
はぐれた事さえ意に介さずに生きれる
したたかさのひとつもあったなら。
あぁかりそめの うぅ体温に逃した
心の置き場所 馬鹿を演じて。
(問う、自分自身の所在を。
もう、方位磁針など無いの。
ah…oh…oh…oh…誰も尋ねない
「what’s going on」
素直に生きる可愛さを
幾度、どれほど望んだのだろう
生憎もーちあわせないから
振り払ったその腕を傷付ける。
醒めた物言いは生きる為付いた癖
知らなければ、傷付く事も無い。
この醜い姿を見せるなら
いっそ気付かれぬまま消え去って
惨たらしさを晒すなら
別れさえも告げないで
のたれ死んでも誰一人
泣くヒトなんかいないから
それが、わたし と言い放つ。