FUKUSHIGE MARI

  • sock sock – FUKUSHIGE MARI

    妄想 後付けなら得意さ滑り込ませる途中の駅で僕のソックス 君のワンピースの色と同じ燻んだグリーン 僕達の合言葉 迫り来るそれは失速の予兆気づかれる前に不意打ちの涙誘ってもないで今夜だけはあの怪物を見下ろして さぁ 甘い夢の後で研ぎ澄まされる様なぬくもりの罠に気づかされる言葉だけ 密やかな場所でもすべからく這うように寝覚めに苦いコーヒーと熱い音楽を 眺める真実 メトロノーム時間きっかり溺れてるふりの…

  • PPSD – FUKUSHIGE MARI

    なんて言うのフィルム越しの姿出来ないのやる気がないなんてぺっぴんソーダ力拳握りしめた 指シリアル挟まってる音がないよ遅れてるだけましさthat’s so fetch geek眩しい服着てたみんな知ってるスーツのお姉さんパジャマで失礼 頭の中で想像 ショータイム できない今だけは当たり前だったはずの日常取って代わっていく眠るわ朝の感覚 体温理屈を唱えても恋してるって言うのはナンセンス劇場…

  • tatoushi – FUKUSHIGE MARI

    ゆらめく合わせ鏡がひとつになったことから生まれた鼓動呼んで幻頼って密かな約束かたちのないもの わからないまま記憶辿って見つけられないまま流れついた 藍鼠の色ほんの小さな私だって誰かのポジティブに繋がってった 思惑通りに 寄りかかる振りをした優しい人のつもりで 何を思ってるんだ ゆらめく合わせ鏡がひとつになったことから生まれた鼓動呼んで幻さわって密やかな約束かたちのないもの 見せかけだけ 魂ここにあ…

  • dancing like a swallow – FUKUSHIGE MARI

    光がまだ眩しい午後7時テーブルに置いた食器水面に映る影のよう僕は その視線を悟られないように片付けてしまった ガラスの花瓶には野花たちあちこちに散らばる生命力さえ 愛響く音楽は どこかこれからの私達によく似合う曲のような気がした dancing like a swallow声を荒げているdancing like a swallow戸惑いながら浮かんだdancing like a swallow時間…

  • CITY – FUKUSHIGE MARI

    なりすます顔の両側見てはいけないものをみた殴り雨が降っている傘は 持ってない 繭の中で君の足元にキスをした僕の心臓が言っているもう 戻れない 華やぎ 街の記憶現実 自惚れ 嘘混沌から生まれたここはトウキョーノスタルジー抱えて目隠しして走る憧れてた街と生きている 高速バスの天井を見ながらこの街は凍りついてるって誰かが言ったっけって考えてたでもむしろ僕が暮らしているのは刺し違えた誰かがいる世界眠る世界…

  • night dancer – FUKUSHIGE MARI

    イグアナみたいなドレスを着た女がこっちに歯を見せて笑う帽子をかぶった男は背が高すぎてまともに話ができない あなたは 望むの?見たことない感情と好奇心だけわからないことなら見捨てないでさ 届いたって I love youそう ぐらついた景色の中で踊る気になってムカついたムカついた届いたって I love youそう 見え透いた嘘だらけの夜に未だ見ぬふりの世界 君と どこへなら行けるだろうかたちあるも…

  • yellow green – FUKUSHIGE MARI

    暑い夏が一段落して冷たいコーヒー飲むのも減った午前中はぼうっとしてしまってぜんぜん仕事にならないや風が通り過ぎていく人混みをぬって爪先に感じた 終わりの模様と色 あたかもあたかも恋をしてならずにいられないことばかり醒めても醒めてもあのような時はもう訪れないことを知る はじまりの朝 無かったことにして挨拶もそこそこに過ぎる毎日おなかへったね 何食べようかな他愛もない言葉 虚空に響いて返る 窓を 開け…

  • スプーンの庭 – FUKUSHIGE MARI

    眠れないからって言い訳してさあなたの声 独占していたいのわがままでしょう?子供の頃に読んだお伽話幸せに暮らすヒロイン今でも わたしにはわからないよ 散々世界を泳いでいく光を超えて眺めた景色散々世界を泳いでいくとびきり素敵な夢を、見ている 絡まった糸を解いてまた絡まっては解いてを繰り返すプツンと切った糸はそこから綻び始めていく 悲しみと共に生きることに慣れて声を食べたけど 散々世界を泳いでいくホワイ…

  • 風と彼は誰 – FUKUSHIGE MARI

    夕陽も映せぬ 予期せぬ出会い零れ落ちている 零れ落ちている 愛せる時から 無くさぬように蟠っている蟠っている 僕には勇気というものがないんだ選んだ眼差しのよう淀んだ色 探していたけれど君の笑顔に代えて 全て見せるんだ 初恋なら夕暮れに帰ったはず君の鉛筆 無くして叫ぶ 靄に撒かれて 消えた線滞っている 滞っている 僕を生んでくれたのは風それでも選んだ世界線過去を変えることなどできないのはとうにわかっ…

  • 沈丁花、低く – FUKUSHIGE MARI

    夕べの香り日没から色濃く染まっていく文章を綴る行間に挟まった見えないもの独特の眠気に身を任せてみれば甲斐甲斐しく放つ言葉に苛立つ理不尽な夢 思い起こす 咲いているあなたの横顔美しく儚く移ろう剰え 涙の行方も無いまま空へ飛ぶ 折り鶴を折ろう赤や青のネオンと共にすぐに剥がれるあなたとわたしと誰かの心みたいに 新聞で見た残酷で曖昧な狂言と苛まれる頭痛薬で散らす手間も煩うほどに疲れている 咲いているあなた…

Back to top button