少し気ままに舵取りをしよう
産まれた涙はゆるして
儚い首筋、光れ、日々の泡
誰にも邪魔などできないわ
指のすきま少しずつ
こぼれおちて逃しちゃったの
苦々しく 舌打ちしたって
「繰り返してちゃ、だめなんだ…」
少し気ままに舵取りをしよう
産まれた涙はゆるして
儚い首筋、光れ、日々の泡
誰にも邪魔などできないわ
心ささくれちゃって
優しさに渇いてるんだわ
移ろう雲 追い越されながら
「眺めるだけじゃ、だめなんだ…」
少し気ままに舵取りをしよう
産まれた涙はゆるして
儚い首筋、光れ、日々の泡
誰にも邪魔などできないわ
からまった長い髪
その指でほどくのよ
ゆるやかに
おぁ～お
木漏れ日にまもられ
何か出来たらいいなぁ…
「！」
「こすもすの赤いさざなみと乱暴な風に乗り込もう」
少し気ままに舵取りをしよう
産まれた涙はゆるして
儚い首筋、光れ、日々の泡
誰にも邪魔などできないわ
愛が 途切れる音がする 夜毎悪魔が囁いた光と闇 月と太陽 混ざりあうわけがない答えは闇の中 泣いているあなたはすれ違いと愛しさの はざまで揺れている寝ても醒めて
潤しておくれ乾いた心を愛に飢えてどしゃぶりさ僕は情けない僕のメランコリーに君はうなだれて重なりあえないもどかしさにまいるわ言葉はいらないと昔から言うけれどそんな
誰も知らぬ路地の裏を木枯らしが奏でるリリシズム青く澄んだ寒空見上げてあたたかい風は何処に眠るの？スウィート 戯れで抱いてスウィート 泥まみれで草むらでいつまでも
喧嘩も口論も絶えないけれど 恋する二人はいつもつき合いまもない間ですもの 色々あるわ だけど期待外れの答がでても二人は笑って言うの明日は明日の風が吹くでしょう夢
めまいが遠のいてしまうまではゆらゆら揺れて待ちわびて幾つになっても何かに間に合わないのでもあなたにだけは間に合わないと急ぎすぎないで置いて行かないで遠くへ行かな
夢紡ぎ歩く二人 何処を目指すのだろう行く宛など何もない 長い道照りつける太陽揺れる蜃気楼 広がる砂丘に つづく足あと二人探してる 霧の向こうの “それいゆ”見失
あなたのいのちもいつか終わりが来るけど戦うんだわわたしのいのちもいつか終わりが来るけど戦うんだわ傷付いた羽を休めてもがいてばかりの昨日にさよなら出来るなら全て忘
静かに心の中をみつめてる確かなものなど何にも無い世界で過ぎていく時に惑わされぬように耳もとで囁いて愛を今すぐこの胸に火をつけて深いこの海泳いでる静かに新しいあな
ビルの隙間で泣いてる私は今ひとり遠くを泳ぐ雲を目で追いながら誰が味方なのかわからなくなるのさ渋い味の涙馴れたくはないのさ争ってるのなら のらりくらり悩んでるのな
あぁ時には涙こぼれる様な哀しみが訪れひそやかに夜を包んでいくいま季節は優しく移り行く寂しさを引き連れしとやかに朝を待っている二人あの日会った甘い愛の囁きで着の身
いつからかしまっていた黒い秘密 胸にそっと散らかした部屋の窓こわごわと覗く様に深く深く深く掘り起こして黒い秘密 ハロー近くて遠い見慣れぬ恋人だ黒い秘密 ハロー気