丘の上の僕ら からっぽの心のまま
キャンバスには書きかけの絵 冷たい北風
このどうしようもないくだらない日々を越えて
取り戻せないものの数を数えて眠りにつく
いつかの記憶が
若さのままもがいて輝いた
はじまりの場所だよ
今には全てがある
誰にも邪魔はできない
僕らの幸せ
真実の在りかなんて誰も知らないんだから
これ以上求めなくていい
ここからはじめよう
静かな祈りが
虚空の中揺らいで消えていった
はじまりの場所だろう?
魂はひとつになる
愛という標のもとへ
僕らで行けるさ
運命って言葉はなんて安っぽい響きなんだろうか
夜明けは待たなくてもいい
世界をはじめよう
輪廻の海
泳ぐこどもたち
まとわりつく因果の泡
何度だって解き放つべきだ
すべてをはじめよう
丘の上の僕ら からっぽの心のまま
取り戻せないものの数を数えて眠りにつく
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