汚くて臭い湿った部屋で 続きを聴きたい曲があったよ
小さな灯りがともった部屋で 未来の話なんかしてみるんだ
「変身したんだ」カフカは言った ロックンロールさ 一気呵成に
最後はいつでも単純な結末で どうして大人になることが怖い?
煙草の煙が目に入ったよ 緑の中にサイボーグいたよ
スケートボードが横転したよ 乱気流からきみ 産まれたよ
ベースの音で安全確認 風に打たれたら満身創痍さ
最後はいつでも単純な結末で どうしてここから出ることが怖い?
まぁ、ただ 終わりが見えたな テニスコートから聴こえた
ミネラルウォーター飲んでる ソファがきしむ音で 目が覚める
スネアが鳴ったら断然有利 情報処理した ベンチ座った
最後はいつでも単純な結末で どうして大人になることが怖い?
最後はいつでも単純な結末で どうしてここから出ることが怖い?
人気の新着歌詞
小説家 – cinema staff 故郷には雪がちらついていると聞いた。僕はと言えばまだ暗い部屋の中。筆を止める、は迷いか否か。いつかの幻のせいか。情けないとも分かっちゃいるが、身体は眠ったまま動
WARP – cinema staff 高速道路沿いに広がる街にはもう用が無くなった。ガスのにおいにも飽きた。君はすこし華奢な身体で、僕の声にうなずいていた。それなら、これから起こるドラマを車の鍵に託
奇跡 – cinema staff 細長い坂を駆けた。重ね着のコートを脱いで駆け抜けた。夕暮れの帰り道で、独り言をつぶやいている。君のいない街に初めての季節。伝え損ねたこと、もう覚えていないや。茜
溶けない氷 – cinema staff さあ始めよう、パレードを。行進していく動物の群れ達。その散文を読み上げて、喉を枯らした司会者の彼。汚れたあなたは西を向いて祈った。「私は溶けない氷になりたいの」
革命の翌日 – cinema staff 思えば遠く歩いてきたもんだ。冬の寒さも忘れてしまったな。白昼堂々、戦車が道を行く。それを横目に彼女は決意する。「私は濃霧のように誰かに寄り添いながら、涙を拭って
待合室 – cinema staff 待合室は誰のものでもない。ましてや君は誰のものでもない。いつの日か返してくれるならば。僅かな恋心は僕が引き受けてあげよう。チェックチェックチェック、雨が降って地
日記 – cinema staff その日常は当たり前すぎて、日記帳なんて必要無かった。「旅の支度をしよう」みたいな話を繰り返す。カレンダーをめくる小さな音。ヘッドホンから漏れる微かな音。始まりの