butaji

EYES – butaji

生まれてから死ぬまで
こんなに素晴らしい景色を
君は見慣れているかしら

くすんだ花瓶に
花を挿した
本当は花瓶じゃないけれど
君がそう思えば全て
君が感じるなら全て

生まれてから死ぬまで
明るい熱を帯びて走る
人も冷たい自動車も

理屈じゃなく心ならば
こんなに悩まなかったかも
ここで君を待たせたまま
何度目の冬を迎えて

くすんだ町に
枯れた道路
本当は何もなかったかも
君がそう思えば全て
でも生まれたから

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奇跡 – butaji

これ以上何も求めないこれ以外何も見えない人にはなれないし積み上げることで全ての努力が無駄になったらもう二度と歩き出せない立ち上がれないときには奇跡を求めているほ

あかね空の彼方 – butaji

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予感 – butaji

はるか昔 私が転んで剥いた膝の傷取り返しのつかないことも学んで立って大人になった記憶のプールに浮かぶ気分は大海を行く小舟みたい決まったコースも掴めぬまま夜間飛行

花 – butaji

二階建ての住まいのある暮らしの中で君は育った窓に生花飾りながら枯れたら取り替えるたびに季節は巡った 部屋を彩った長い夜 こんな話をして夜明けまで時間を潰している

someday – butaji

SomedayI called your nameTo know you汚れた階段を上ってI reach youIt never showsThen I'm f

抱きしめて – butaji

夕暮れは 暗くなって伸びた影に 足が止まる世界の隅っこ たった一人で肩を震わせて正しいこと 愚かなこと分かれ道に 差し掛かって答えられないことの多さに頭を抱える

I LOVE YOU – butaji

どうしてこのままでいられないんだろうすれ違う二人の上に 大粒の雨いつか僕が見ていたような未来は一人では叶わない 幸せの姿無意味なことじゃないそれぞれの理由がある

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春雷 – butaji

春の訪れを知らしめるような青白いフラッシュライト猛々しく響くこの空は晴れないそれぞれの朝退屈な僕らは窓を眺めているあなたに会える時を期待に適う時を簡単にいかない

calling – butaji

軽やかに歌って日常に向かって悲しみのスピードが追いつかないように雨が上がって虹がかかって喜びのイメージをもう一度思い出して涙の跡が残る頬に目を閉じて一人夜を過ご

Im here (feat. STUTS) – butaji

年末の大通り二人でいれる楽しさに馬鹿みたいにはしゃいで時が経つほど思い出すきらめく人の流れ人目を引きたい道化のように振る舞う僕の態度夜になったら虚しく思ったなん

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どれくらい泳げば辿り着くの記憶のプールの向こう側へあなたの影を追いかけながら行ったり来たり帰る手立てのない場所誰も知らないあなたを好きになったことを後悔して言え

トーチ – butaji

街はもう変わり果てて光も暮らしもない夜にお前だけだ その夜にあんなに笑っていた奴は壊されたドア 流れ込む空気に肺が満たされてく 今何も言わないでお前だけだ あの

acception – butaji

何度も抱きしめてあなたにキスをしたい鼓動の音に触れたいいかなるリスクがあろうとも言葉よりも速く溢れ出す涙を私は止められないあなたの為に生きていきたい大人しく黙っ

中央線 – butaji

中央線は今日も荻窪 高円寺 阿佐ヶ谷 三鷹青白い車内の中で見た目以上君は疲れているどうしたんだろうなんでもない言葉をいくつ交わしたら辿り着けるの息を呑む嗚咽のよ

友人へ – butaji

あなたはそこにいて私はここにいるこの道が繋がるその先であなたの暮らす街で明かりを灯すために私はこの街で明かりを灯すだろう走る雲が一筋あの飛行機はどこへ向かう満ち

everywhere – butaji

君を慰める時間だけが過ぎた無駄じゃなくても夜に息を潜めている光を待っているいつか傷ついたり裏切ったりした心無いものだけどそれって何だろう未熟ながら分かりたいから

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