amazarashi

どうなったって – amazarashi

新幹線も飛行機も 窮屈だから嫌い
それでも会いたい人には 会いに行かなきゃだな
夜が更けたら きっと遅すぎるよ この瞬間だけしか 見えないものはある
家についてただいまと 独り言ちて眠る
夢で会えたらいいけど 起きたら現実に戻る
こんな毎日が 続けばいいな 後悔は多いけど それは無視しとく

開けた窓から笑い声 あれは小学生の高学年
あの頃の僕に誇れる僕 になれてんのかな
目まぐるしく回る星と時代に 乗っかって、日々もがいて
これでいいんだろうか これでいいんだろうな
まあいいか

どうなったって どうなったって
もういいよ
どうなったって どうなったって

本音を言うぞって顔で 本音を言わないし
嘘はつきたくないから 口数も減ってきた
魂売ったつもりで 飛び乗った けど後で気付くんだ 買い戻せないと
悩みは尽きない一生 不満は積もる一方
歌詞カードは白紙で お薬手帳は埋まる
でかい音で音楽、鳴らして きっとこんな今日の為 こんな僕の為

全部忘れる衝撃をくれよ 聴覚へ この網膜へ
あの頃の僕に笑われるような下手は打たないぜ
流行り廃りや数字には絶えず 抗って言う「馬鹿たれ」
これで文句ないか これで異議はないな
まあいいか

どうなったって どうなったって
もういいよ
どうなったって どうなったって
あとは知らないよ何も
どうなったって どうなったって
もういいよ
どうなったって どうなったって

そもそも欲しいものなんて そんなに無かったって思い出す
擦り減ってまでして手にしたいのは まっとうな動機と てにをは
胸を焦がして いつか見た光よ まだ探してる

まだ見たことない 出会いと別れの交差点の方角へ
あの頃の僕が想像もできないくらい遠くへ
手違いで僕に渡された この音楽性、それと乗車券
これで旅に出よう これで会いにいこう
もういいよ

どうなったって どうなったって
この歌が終われば
どうなったって どうなったって
この旅が終われば
どうなったって どうなったって
もういいよ
どうなったって どうなったって

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