ACIDMAN

イコール(second line) – ACIDMAN

今、目覚めの中で 募る ただ一つの橋を 願う

朝焼けの街は 風凪ぎを待って
薄紅を乗せ ユラユラの揺れ

静かな時刻の 静かな感情に
それは降っていた
ひらりと降った

光在る街の空気は波打つ 鼓膜に合図を密やかに贈る
奇跡というなら それは直ぐそこに
浮かんでいるだろう 無数に

木漏れ日に舞う粒子達が 世界を一つ創り出した
透明な迷路を超えて イコールで繋ぐ

重なる声と リアリズムに乗って
生ける日々が 弾け飛んでいた

朝焼けに逢った 数えきれぬ程
生かされているんだ 花火の様に

光射す星に 生まれては消えた 幾つの犠牲を残して

木漏れ日に舞う粒子達の 世界に祈りを添えて
あらゆる色の生命を イコールで繋ぐ

高まる声の 瞬間に合図して
生ける日々が 弾け飛んでいた

今、イコールで繋いで 今、イコールの世界へ
刻む今日と 果てを包んで

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