この鍵は使いふるしの
恋の名残り―。
あのひとの白い扉は
もう開けない
けれど愛ははてしなく
追いかけるあなたを…。
陽だまりに愛をあたため
春を待つの
傷ついた心で。
この街は淋しすぎるの
寒い日には
あのひとの噂ばかりが
風に散るわ
けれど愛ははてしなく
追いかけるあなたを…。
陽だまりに過去を埋めて
春を待つの
あきらめた心で
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ときめきの色つつまれいまは街の景色も あたたかく見える止まったままの時計も夢という名の鍼が動きだすあなたの腕(て)のぬくもりふれるたびこの命が いとしく思えて心
春の坂道をひとり歩きます壊れそうな愛は棄てたつもりなのにもう春ですあなたを想い出す悲しいこの坂道白い十字架に響く朝の鐘夢を醒ますように時を告げているわもう春です
今 ひとりぐらしが好き元気かしら 早起きの妹たちは今 あの日々に 飽きたりなくて出て来た街はどこも北風いろんな事件にぶつかってそしてやっぱり私故郷も好き今 ひと
窓の外の雪は 降り止んだのかしらシンと静かな雪の朝あなたの腕そっと 外して起きるのよ肌寒い部屋に優しげな寝顔も見おさめになるのねつまさきで歩くわ私なんかには不似
花に囲まれて公園通りは春のひかりがさしこんで来たあなたとわたしに…。愛しているのに何故か告白するのがこわい心をうばわれてあなたの言葉に恋の知らせを見つけたみたい
裸の樹に 冬が匂う頃私は好き 街を歩くのが裾の長い スカートをはいて私は好き 風が切る午後がこぼれそうな 涙なんか胸の奥にたたんで赤い電話 友達がいれば私は好き
枕もとに置いた 白い置手紙あなたどんな顔で 読むでしょう理由も言わないで 着のみ着のままで部屋を飛び出した 私ですあなたは心あたりいろいろと捜すでしょうしばらく
映画の幕が降りて あなたは無口なまま腕も組まずただ先を行くの 私の気も知らず何故こんなにぎこちないの前はこんなじゃなかったわはなやいだ人波に見失いそうなあなた風
あなたはお隣に 挨拶をして私が洋服を整理する間に箪笥をずらしたら 畳の色がすっかり灼けていて 一年ですものねどうして離れたまま愛せなかったのよこんな風に大人にな
あのひとから 言われたのよ午前五時に 駅で待てと知らない街へ ふたりで行って一からやり直すためにあのひとから 言われたのよ友達にも 打ち明けるな荷物をつめた ト
まもなく日がかわる午前零時鐘が鳴る荷物を整理してサヨナラをドアに書き肩の重荷を降ろした様にこの家から出てゆくわつらい別れも二人にとっていい薬だわ私も女です きっ
悪い夢だと思い、ひとりあきらめましょうはじめからつりあわぬ 二人だったの昨日家族の人に 会って釘を刺されたお母さん泣いていたわ 眼をはらして高層ホテルの ロビー
乙女の胸は 乱されやすい疑わないで 私の愛をこの手のひらに たまった泪乾かすひまに 心を決めてあなたの前に 私が立つと倖せが 壊されるなんていつ どこで 誰が決