高瀬豊子

鯛網船 – 高瀬豊子

風にはためく 大漁旗に
桜吹雪が 夢を呼ぶ
春の鳴門は 粟田の港
今日も出て行く 鯛網船が
港の若衆を 乗せて行く

カモメ群(むれ)飛ぶ 漁場に着けば
昇る朝日に 輝らされて
青い波間に ウロコが光る
桜鯛(さくらたい)だよ それ引け網を
色もあざやか ハネ踊る

獲れた魚を 輪に成って囲み
冷(ひや)で地酒を 回し喰(の)む
これは見事な この晴姿(はれすがた)
スダチワカメを お皿に盛って
今日は大漁だ ドント行(ゆ)け

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海峡ホテル – 高瀬豊子

闇に潤んだ 灯りを引いて何処へ行くのか 夜の船これが最後と あなたの胸にこの頬埋めれば こぼれる涙忍び恋です 別れです白い夜霧の 海峡ホテル海の深さも 心も同じ

瀬戸内恋みなと – 高瀬豊子

なみだ色した 漁港(みなと)町そっと見送る あなたの背中泣いてあまえて とめれたら縋り付きたい その腕の中密(ひそ)かな恋の 人なのに雨の瀬戸内 濡れて北灘(き

懸け橋 ~なるとに あわじに かがわの未来~ – 高瀬豊子

鳴門海峡 男の漁場真鯛(たい)の本場だ 一本釣りだ生命(いのち)預けた この漁船(ふね)で釣糸(いと)を操り 誘いをかけるうずの華(はな)だよ 締まった魚体(か

おどり天国 – 高瀬豊子

阿波(あわ)の踊りは 世界の踊り赤い裳裾(もすそ)が チラリと揺れて手元しなやか 菅笠(すげがさ)越しに白いうなじが 夜空に映える粋な法被(はっぴ)に 飛び散る

渦潮物語 – 高瀬豊子

世界にとどろく 鳴門の大渦(うず)が岩礁(いわ)にくだけて 湧きあがる播磨灘から 紀伊水道へ飛沫(しぶき) 飛び散る あばれ波鳴門海峡 渦巻く潮は自然が織り成す

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