高橋キヨ子

  • いつわり・さのさ 2022 – 高橋キヨ子

    ひとり思案の おんなの宿はおもい尾をひく 浮名川夢かうつつか まぼろしか炎(も)えて身を焼く あかね雲いつわりいやいや いつわりいやいや身を焦がす ネエ~ あなた水に笹舟 流しても泊る入江の憎らしや惚れて焦がれてネエ 待たされて夢と添寝の 片羽鳥 甘いささやき 心で消して流れてゆきます 女川はかない恋と 知りながらつもる未練の 浮世ぐせいつわりいやいや いつわりいやいや身を焦がす 想い投げれば 川…

  • ひえつき母恋唄 – 高橋キヨ子

    茜夕焼け 赤とんぼ野菊摘みする 母ひとり故郷(くに)の夜空を 染めちょる色は今日も都と おなじ月見上げて… 見上げて いるだろか 庭の山椒の木鳴る鈴かけて ヨーオーホイ 軒に吊るした 干し柿が揺れて寒々 冬ごもり暮れの帰りを 待っちょるからと母の便りが なつかしい瞼に… 瞼に 雪あかり 国見岳から 棚田へと春の息吹(いぶき)が おりて来る細いからだで 無理しちょらんか抱いてやりたい お母さん桜の……

  • 炎 2022 – 高橋キヨ子

    一生一度の 二度ない青春(はる)を賭けた舞台に 悔いはない舞うがさだめと 心に決めてかざす扇に あーあーあーいのち華やぐ いのち華やぐ 晴れ姿 夜空を焦がして 篝火(かがりび)赤く燃やす炎の 夢いくつ花の絵巻きか 栄華も綺羅(きら)もみんな幻 あーあーあー恋の花道 恋の花道 灯が揺れる 涙も情けも 笑顔に秘めて舞うは緋鹿子(ひがのこ) 道成寺命ぎりぎり 明日につなぐ踊りひとすじ あーあーあー炎(も…

  • 串本おんな節 – 高橋キヨ子

    茜に染まった 夕空見れば西へと流れる 浮雲ひとつ夢と添い寝の 枕が濡れるここは東京 ふるさと恋し想い出あの町… 串本おんな節 水面に棹さし 愛しいひとへ漕いでも着けない 都会の川じゃさめて夢だと 気づいて涙潮岬(しおのみさき)の カモメよ今もあのひと元気か… 串本おんな節 橋杭岩(はしくいいわ)から 昔も今も朝陽が昇れば 耀く海よ胸に刻んだ 決意(おもい)は遥かここは東京 ふるさと恋し明日(あした…

  • 大吉 – 高橋キヨ子

    鏡を割って 福を出す杉の香りの 祝い樽お酒はおいしく 飲みたいものねめでたさみんなで 分けあえば月も大吉 月も大吉 あの笑顔 笑う門には 福が来る福は笑顔に ついて来るお酒は楽しく 飲みたいものね喜びみんなで 分けあえば心 大吉 心 大吉 春の風 踊りの輪には あでやかさ歌う声には 艶のよさお酒は噛みしめ 飲みたいものね幸せみんなで 分けあえば花も大吉 花も大吉 福寿草 人気の新着歌詞 春夏秋冬 …

  • 桜扇の舞 – 高橋キヨ子

    朝は朝つゆ 夕べは夜つゆ濡れて色増す 花もよう風の無情に 泣く日もあるがおんな夢見る 晴れ舞台今宵も咲きます 桜扇の舞 星も凍てつく 月日もあるが冬はかならず 春になる足袋のこはぜは 五弁の桜所作がいのちの 裾さばき涙じゃ舞えない 桜扇の舞 負けず嫌いは 性分だけど指の先まで おんなです髪にいちりん 花かんざしが舞えば揺れます 春の風門出の舞です 桜扇の舞 人気の新着歌詞 春夏秋冬 花吹雪 …

  • 尾鷲節 – 高橋キヨ子

    (ヤサホーラエー ヤッサホーラエー)尾鷲よいとこ 朝日を受けて ヨーイソレ浦で五丈の 網を曳くノンノコ サーイサイ(ヤサホーラエー ヤッサホーラエー) 儘(まま)になるなら あの八鬼山(やきやま)を ヨーイソレ鍬で均(なら)して 通わせるノンノコ サーイサイ(ヤサホーラエー ヤッサホーラエー) 起きて沖見りゃ 沖ゃ白浪の ヨーイソレ殿御(とのご)やらりょか あの中へノンノコ サーイサイ(ヤサホーラ…

  • 咲くやこの花 – 高橋キヨ子

    咲くやこの花 優しい言葉ですねともに厳しい 風雪を耐えたあの人 今どこに元気で 元気で きっと元気よね咲くやこの花 優しい花ですね 咲くやこの花 綺麗な言葉ですね十二ひとえの その昔こんな姫さま いましたね貴方も 貴方も そして貴方もね咲くやこの花 綺麗な花ですね 咲くやこの花 夢ある言葉ですねどんな時代に なったって花はあしたの 道しるべ明るく 明るく いつも明るくね咲くやこの花 夢ある花ですね…

  • 春宴の舞 – 高橋キヨ子

    春爛漫の 花の色星影淡く 風薫る松竹梅の 舞扇花びらに似て 鮮やかに宴の園に 咲き誇る 雲流れ去り 月冴えて金襴瑠璃(きんらんるり)の 花舞台太鼓や鉦(かね)の 音(ね)に合わせ姿(しな)よく踊る 舞の手に祝いの宴 香り立つ 夜深々と 尚深く金殿玉楼(きんでんぎょくろう) 美酒に酔う金盃高く 酌み交わし鶴亀の舞 艶(あで)やかに万座に響く 祝い唄 人気の新着歌詞 春夏秋冬 花吹雪 – …

  • 郡上ぼんぼり – 高橋キヨ子

    太鼓 三味線 笛の音夏の城下が 踊る頃郡上ぼんぼり お月さん朝まで一緒に いておくれちいと ひとりじゃ 寂しくて 寂しくて 郡上のナー八幡出てゆくときは(ハ ソンレンセ)雨も降らぬに 袖しぼる 揃い浴衣で 下駄鳴らし心 あずけた 夢一夜郡上ぼんぼり お月さん涙をなぞった 熱い指ちいと 夜風と 踊ろうか 踊ろうか 川の瀬音は 休みなく祭囃子に 色添えて郡上ぼんぼり お月さん悲しみ悦び 幾年(いくとせ…

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