長谷川白紙

  • ユニ – 長谷川白紙

    君はまだ わたしの声聞いたことないよこんなにたくさんいるはずないでしょう 歯のある蜻蛉みたいでいやなんでしょ毒なんて ごはんを食べてるよ見て気付いていいよ痛むままで いくじなしね ねえ (手)と(手)で交配した筆記の閨じゃないって知ってね 何も言いかけてないよわたしは刺繍の花じゃない 見てほしい 花じゃないから 凡ゆる明日みたいで眩むんでしょ暗いのは目蓋だけだよどうしてね どうしてねえどうして(帯…

  • わたしをみて – 長谷川白紙

    「今ここで俺を見てほしい. お前の目がなくては,何処に居ても詰らない俺が目を覚す.毛分け芒から, 埃から, 逃げ出してきてここにいる.須臾に瞑って, 伝導を睫毛越しに拒んで, 甘く軽くも射し込もう.お前だった位置へと. 俺はそしたら, 踊りの起草に近づける.ような, 気迷いから椅子に向かい少しだけ,俺の暗渠の中で飢える玉虫色に, 物の怪の容を求めたのだ.俺に見えるような理路などありはしないのに.で…

  • 怖いところ – 長谷川白紙

    ばたばた落ちてしめる だ朶はまた体と蒸れた今から同じ動きでばたばた蒸れて鳴るから あ暗い部屋で嗅ぎとる虫歯に似た全て夢より 嫌いなほど怖いところ うと 匆匆 体が分かりやすくなってきて嫌な時間になる 裸足から木の皮めくれるばたばた 落ちて湿る だ今から!同じ動きで あ綺麗ねって言えるくらい触ったら怖いもの夢より 嫌いな目でわたしはわたしが火を 火よ 人気の新着歌詞 山が見える – 長谷…

  • 砂漠で – 長谷川白紙

    訝しむ僕らは砂の向こうに 揺れてる玉虫色のガラス通して飛行する粒たちは捨てて勘違いして剥ぎ取られる服はすべて草の日除けに暴き笑う下山の神よ降りて来給う ここに捨てて 傷から沁みる熱を忘れて動き出す喉を潤し満たす気体のこと一重に思う夜明けまで甘い 肩 捨てて 訝しむ僕らは砂の向こうに 揺れてる玉虫色のガラス見破りエコー/水の嬉しさを 捨てて 人気の新着歌詞 山が見える – 長谷川白紙 見…

  • いつくしい日々 – 長谷川白紙

    しらじらと夜と紙が明ける行き止まり 見越し 返して aああしらじらとあくびしてみても終わらない 少し おやすみテーブルの縁が 茎みたいに 酔いどれ 歪み すぐに バッカスが やって来てもうすぐ 天国はじまる白昼夢乾杯 さよなら 身体が 離れていく心は 歌う くりかえし言葉が 崩れていくたましい まあるい まわっている バッカスが やって来てもうすぐ天国はじまる白昼夢乾杯 さよなら いつくしい日々を…

  • 風邪山羊 – 長谷川白紙

    来る まだ凝り固まらないいのちを吐く練る 祟り 紫 形 なくなるまで 朝 光 酒(ぴ)こぼれる 暴露の影ばらばら 中の作り捉え直すまで 来る まだ凝り固まらないいのちを吐く練る 祟り 紫 形 なくなるまで 特別な爆発から 足袋を見つける糸だ頭からつま先まで 齧られて 苔むすのだ 溶かした聖書飲み干し 体光るまで(ぷわ) 粘土質のバターの匂い塗りつけ 来る まだ凝り固まらないいのちを吐く練る 祟り …

  • 悪魔 – 長谷川白紙

    工/_レよι、ζ、∧″レよレヽまレヽめを£ヽまれをレヽゎ@せゎれょ 、キひレよち£ヽれをぉぉ すぇをιゎゐをぇレよレニレナ″ιレよ″をねゅをレヽ⊃ιぉゅレよレヽτ″ι⊃カゝれナニせカゞー⊂、ζ、″ひもょ£ヽめ@ょぅレよレよ″レニレヽゑιをすぇτカゝゎすぁ<まレよξぅょ ち丶)レよレヽ⊃ιぉナニぇゎゎ£ヽねゎ丶)@せ、キ@ιカゞゐょ 工/_レよιゑ∧″レよレヽまレヽめを£ヽまれをレヽゎ@せゎれょ⊃ち…

  • ニュートラル – 長谷川白紙

    鋏が落ちてくるときは 木は冷えてる虫がエロく飛んでる 雪だるまの絨毯では黒い服では想像できないくらい 無い車とたくさん新しい僕をはらみ出す よごれたビスク いつも僕は 僕がいつも知らない温度で中を少し 手の模様で乱されてく木は冷えてる 僕は熱いこの部屋では形は要らね 昔も要らね 柘榴の画像だけが 覚えてる 化石がふえ 化石しか見えない 鋏が落ちてくるときは口 ひらいて位置をニュートラルまで それで…

  • o(__*) – 長谷川白紙

    分身してバグりだす豹があたしに重なって 端 飛んでく視界が全部皮のうらの薄茶と黄色と黒と毛並み 動物が山山積まれ筋肉が飽和してる狭まってく死地にあわせて溢出す食べもの だわ 毛と草が染 み合ってできてくあの野生のテクスチャ だ 爪がおでこで膝が逆で 目が百倍なのどうかしてるわ肉の水沫浴びたら勝手に体は水沫の肉になる 泳ぐ泳ぐ毛並みが海反射の法運動の法 豸は飢えて尾は少し 分身してバグったあたしが …

  • あなただけ – 長谷川白紙

    体を囲う虹の糸が見えているのはあなただけ天国くらいに磨り減って光を通すあなただけ 思ったときできた肌から臓が 着くずれ 文字を待つそこら中嫌われそうな暗いたまりを 翻してまた重ねる指の 隙間から知らない人を浴びたら水平線まで体が溶けている海のそばにわたしも少しは近づけるのか な 泡立てたらなくなるものが見えているのはあなただけふつに白んで柔い嘘を嫌ってるのはもしかして (あなたの肌理にちかづく時見…

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