背のびした 恋破れ
なぐさめる人もなく
信じていたのに
あなたはもう来ない
やせた女の旅路には
やさし過ぎるわ春の海
こぼれ散る紅椿
流れにひきこんで
何を急ぐか 豊後水道
この海が 銀河なら
逢(お)う瀬もあるけれど
近くて遥かね
あなたと私には
岬巡ればまた入江
人の情(なさけ)に出会えそう
辛口の地の酒を
海辺の宿で飲み
何を歌うか 豊後水道
爪の色 変えたのも
心が晴れたから
一人の旅でも
泣かないひとになる
春は何日早かった
風もうららで甘かった
海猫の棲(す)む島を
ぐるりと一まわり
何を想うか 豊後水道
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あなたの噂も 届かぬ夜はどこか寂しい きらめき通り行こか戻ろか 出逢い橋浮かぶ面影 探せばつらい好きよ 今でも 今でも 好きよおんな泣かせる おんな泣かせる博多
胸に冷たい 浮世の風が絡む欄干(らんかん) 思案橋しのべば暮れる 丸山あたり今宵 焦がれて 恋の街燃えて身をやく 燃えて身をやく夢路の宿よ脆(もろ)く儚い 情け
肥後は火の国よ 恋の国燃える中岳(なかだけ)よ 胸こがす一つしかないこの命くれというならくれてやる熱か 熱か こころもからだも 熱か惚れた女(おなご)を抱きたけ
涙でしょうか… そぼ降る雨は虹の松原 こころも濡れるねぇ あなた…行かないで 行かないで追えば逃げてく いとしい背中肥前唐津は 別れのみなと未練でしょうか… 女
肩につめたい 小雨が重い思いきれない 未練が重い鐘が鳴る鳴る 哀れむように馬鹿な女と云うように京都から博多まで あなたを追って西へ流れて行く女二度も三度も 恋し
僕が生まれたこの島の空を僕はどれくらい知っているんだろう輝く星も 流れる雲も名前を聞かれてもわからないでも誰より 誰よりも知っている悲しい時も 嬉しい時も何度も
奄美なちかしや 蘇鉄(そてつ)のかげで泣けばゆれます サネン花ョながい黒髪 島むすめ島むすめョ愛人(かな)はいまごろ 起きてか寝てか淋しがらせる 浜千鳥ョ南風(
雨にしめった 讃美歌のうたが流れる 浦上川(うらかみがわ)よ忘れたいのに 忘れたいのにおもいださせる ことばかりああ 長崎 長崎の 夜はむらさき誰かあなたを 見
愛しいあなたの 面影がグラスのお酒に また浮かぶ雨に滲んだ 天文館に明日をなくした 女がひとりポツリ止まり木 夢に酔う遠くに霞んだ 桜島抱かれたあの日の 夢あか
恋の終わりを 告げるよな鴬(うぐいす)哀し いで湯町これが最後の ふたりの旅路春もさかりの 湯布院に灯るさびしい 灯るさびしい宿あかり水に浮かんだ 花筏(はない
ヒールの音も 濡れている寒い停車場 二十二時ブルース色の 雨が降る肩に背中に この胸にあきらめたのに 振り向くのあなたが来そうで 振り向くのLonely Nig
埠頭の風に あおられて涙なんかは 飛んで行けあんたの背中 見送る場所はここしかないと 決めてたの男はどうして 夢を追う女は恋に 死ねるのにごめんよ、なんて かっ