郷ひろみ

君の名はサイコ – 郷ひろみ

雨音だけ聞いてた ひとりの夜
ラジオの音でもなく 女の声
耳のそばで ささやく くすぐるように
出逢いの時 いまでも 思い出すよ
君の名はサイコ 僕だけが抱いた
君の名はサイコ 夢と現(うつつ)の境界(さかいめ)で抱いた

胸と胸をあわせて 眠った夜
指に髪をからめて 遊んだ夜
ドアを叩く気配に 君を匿(かく)し
息ひそめていたこと おぼえている
君の名はサイコ いつか消えたひと
君の名はサイコ 記憶のなかに住んでいる女(おんな)

君の名はサイコ 僕だけが抱いた
君の名はサイコ 夢と現の境界で抱いた

君の名はサイコ いつか消えたひと
君の名はサイコ 記憶のなかに住んでいる女(おんな)

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