近江俊郎

忘れないよ – 近江俊郎

なみだぐみ さよなら言ったね
形見にと マフラーくれたね
いくたびか花が咲き 花が散り
時は流れて 行ったけど
君のこと 僕は今でも
忘れないよ

お別れの 運命に泣いたね
悲しさに 頬もぬれたね
思い出の夢は消え 夢は去り
もえる若さも 捨てたけど
君のこと 僕は今でも
忘れないよ

束の間の しあわせだったね
結ばれぬ 二人だったね
人の世にただ一人 ただ生きて
胸の灯りも 消えたけど
君のこと 僕は今でも
忘れないよ

人気の新着歌詞

湯の町エレジー – 近江俊郎

伊豆の山々 月あわく灯りにむせぶ 湯のけむりああ 初恋の君を尋ねて 今宵またギター爪弾く 旅の鳥風のたよりに 聞く君は温泉(いでゆ)の町の 人の妻ああ 相見ても

明るい雨 – 近江俊郎

誰かに似たひと 傘さして駅の時計を 眺めてた旅にゆく朝 ほろほろと雨の広場で 鳩が鳴く赤い屋根 青い屋根 新緑の並木ああ明るい雨 明るい雨吐息にけむる ガラス窓

水車小屋の花 – 近江俊郎

青い青い たにがわの水そしてほら あの水車小屋の花のような ひとりむすめとなにげなく 話しかけてはなにげなく 別れたまでのただ それだけの 花だったよ青い青い 

思い出は雲に似て – 近江俊郎

思い出は思い出は 流れゆく雲か浮びては消えてゆく 青空の彼方はるかに遠き日を 呼び返すごと群れ飛ぶよ群れ飛ぶよ 夢のかずかずそよ風はそよ風は わが胸を揺すり汐鳴

別れの磯千鳥 – 近江俊郎

逢うが別れの はじめとは知らぬ私じゃ ないけれどせつなく残る この思い知っているのは 磯千鳥泣いてくれるな そよ風よ希望抱いた あの人に晴れの笑顔が 何故悲し沖

山小舎の灯 – 近江俊郎

黄昏の 灯は ほのかに点りて懐しき山小舎は 麓の小径よ想い出の窓に凭り 君を偲べば風は過ぎし日の 歌をば囁くよ昏れゆくは白馬か 穂高は茜よ樺の木のほの白き 影も

さすらいのギター – 近江俊郎

たかだ一人の 女のために寝てはまぼろし 起きてはうつつああ みだれる絃よ 我胸よながれながれる 身の果てはどうせ野ざらし 雨ざらし月の色さえ 淋しい秋をギター抱

月夜船 – 近江俊郎

おおい そこゆくのぼり船今夜は月夜だ どこゆきだ え船底いっぱい 荷をつんで釜石行きだよ 追風だよ追風だよおおい 入り船くだり船今夜は月夜だ お泊りか え積荷を

悲しき竹笛 – 近江俊郎

ひとり都の たそがれに想い哀しく 笛を吹くああ細くはかなき 竹笛なれどこめし願いを 君知るやそぞろ歩きの たわむれに購いてわかちし 想い出よああ花の笑顔も やさ

男涙よなぜ熱い – 近江俊郎

ああ故郷の 灯よひとりしのべば しみじみと思い出悲し 夢恋し泣くな夜空の 名無島男涙よ なぜ熱いああ故郷の 山よ川幼き夢の ゆりかごよ呼べどかえらぬ その人は空

湯の町物語 – 近江俊郎

一つ流れる あの星は想い出す夜の 夢のかげ泣くまいと 泣くまいと涙かくした 宵の窓またも泣かせる 流し唄いく度たよりを 書いたとてこころ届かぬ 片だより思うまい

南の薔薇 – 近江俊郎

南のばらそよ風に ほほえむ君の姿胸に抱き口づける 花よばらの花美わしの月の宵 ともに盃あげ君よ歌え 恋の歌をなやましこの胸 燃えたつ恋南の国スペインの君はやさし

緑の地平線 – 近江俊郎

なぜか忘れぬ 人故に涙かくして 踊る夜はぬれし瞳に すすり泣くリラの花さえ なつかしやわざと気強く ふりすてて無理に注がして 飲む酒も霧の都の 夜は更けて夢もは

Back to top button