藤島桓夫

のれん – 藤島桓夫

花ののれんに 夢が咲き
おまえがいたから 出せた店
いろいろあったね あと振り返りゃ
おもいで酒を 温(ぬく)め合い
飲めば出てくる 飲めば出てくる 故郷(くに)の唄
エンヤー 会津磐梯山は 宝のコリャ山よ
愛しお前は エー また宝の妻よ

故郷(くに)をでたときゃ もえていた
おまえもあの頃 まだ二十才(はたち)
凍える夜道に 屋台を引いた
場末の町の 裏通り
それも今では それも今では なつかしい

木の香漂う 店の隅
目と目でいたわる さしむかい
浮き草(ぐさ)ぐらしも 想い出話
しみじみ酔えば ほろほろと
うれし涙の うれし涙の 夢のれん

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かえりの港 – 藤島桓夫

島へ寄らずに このままゆこか沖の 鴎よ 情あるならヨ-伝えてお呉れ 愛しあの娘は 愛しあの娘は かえりの港海の男は 情に弱い俺もお前も 島で育ったヨ-鴎じゃない

アンコなぜ泣く – 藤島桓夫

燃える三原の 御神火眺めともに誓った 仲ではないかエンヤラヤノヤエンヤラヤノヤ エンヤラヤノあの唄 うたっておくれアンコなぜ泣くアンコなぜ泣く 出船の夜は人に言

月の法善寺横丁 – 藤島桓夫

庖丁一本 さらしに巻いて旅へ出るのも 板場の修業待っててこいさん 哀しいだろうがああ 若い二人の想い出にじむ 法善寺月も未練な 十三夜(セリフ)こいさんが、わて

さよなら港 – 藤島桓夫

錨をあげて船は離れて行くよ恋の港よ何時また逢える半年すぎてまた来る日までみんな元気でいておくれ船は行く船は行く さよなら港笑顔を見せて別れ行く身はつらい旅の鳥だ

お月さん今晩は – 藤島桓夫

こんな淋しい 田舎の村で若い心を 燃やしてきたに可愛いあの娘(こ)は 俺らを見捨てて都へ行っちゃったリンゴ畑の お月さん今晩は噂をきいたら 教えておくれよなあ憎

帰って来たぜ – 藤島桓夫

何年ぶりだろ 故郷(こきょう)の夕陽出迎えありがと たけし君べんきょう嫌いの 腕白が今じゃ娘が 大学生で遊んでばかりと 嘆いてみせるだけど話せば たけしはたけし

思い川 – 藤島桓夫

寒いでしょうね ふるさとはごめんなさいね 行けないで乳房知らない わが子のために誰の祈りか 紙の鶴ゆれて流れる 思い川終着駅の 向うには灯りもあれば 愛もあるく

大阪みれん – 藤島桓夫

滲(にじ)む灯りが こぼれて揺れる雨風横丁 別れ町露地に流れる 恋唄がかなしい思い出 つれて来る心もぬれます 大阪みれんいつか噂も とぎれてきえたつのる思いの 

凧凧あがれ – 藤島桓夫

村の噂が つらいなら飛んでゆこうかヨー 山こえて「凧凧 あがれ 天まであがれ」そんな気持で俺らは ふるさとすてるのさ見てておくれよ そのうちにゃきっとわかってヨ

嫁ぐ娘に – 藤島桓夫

小さかったお前が いつの間にか化粧なんかするようになりどこの奴だか知らん男と 腕など組んで出歩くのかと思うだけで父さんはとても たまらん気持やでもしもお嫁に行っ

たった一言なぜ云えぬ – 藤島桓夫

雨の銀座の 街角でわざとつれなく 別れたが泣いたあの娘の 横顔がなぜか瞼に ちらついて暗い淋しい 夜の雨好きな女に なぜ好きとせめて一言 云えなんだどうせやくざ

小さな喫茶店 – 藤島桓夫

それは去年のことだった星のきれいな宵だった二人で歩いた想い出の小径(こみち)だよなつかしあの過ぎた日のことが浮かぶよこの径(みち)を歩くとき何かしら悩ましくなる

初めて来た港 – 藤島桓夫

初めて来た この港たった短い 四、五日だけど汽笛ひと声 別れる辛さ泪でうるむ 街灯りさいはての港遠くに霞む あの港今度来たときゃ 暫く暮らそうさらば愛しの 国後

波止場気質 – 藤島桓夫

別れ惜しむな 銅鑼(どら)の音に沖は希望の 朝ぼらけ啼くな鴎よ あの娘には晴れの出船の 黒けむり熱い涙が あればこそ可愛いあの娘の 楯となり護り通して 来た俺だ

村の駐在所 – 藤島桓夫

村のな 村の駐在所に若いお巡りさんが 来ただとよ都育ちの とっても素敵な人だとさ野良の草とり おっぽり出してヨ村の娘たちゃ 寄るとさわるとハア その噂背戸のな 

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