藤島桓夫
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ええやんか – 藤島桓夫
つらい別れがあったとて涙ぐんでてどないするええやんか しゃあないやんかパッといこいこ大阪やんか財布はたいて食べて呑んで夜が明けたら 昨日は昨日忘れ上手は人生上手ええやんかええやんか人生上手 あの手この手に乗せられて人をうらんでどないするええやんか しゃあないやんか水に流そか大阪やんか肩の荷物をひょいとおろし橋を渡れば なんとかなるよだめでもともと人生上手ええやんかええやんか人生上手 風にまかれて折…
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流し舟唄 – 藤島桓夫
船は櫓まかせ 唄まかせ沖は日昏れる 夕焼小焼啼いてくれるなヨー 岬の鴎俺も一人でヨー 淋しじゃないか 船で渡った 旅の娘のうしろ姿が 愛しゅてならぬ俺の妹にヨー 似ていた姿郷里を出る時ヨー 泣いてたままの 昨日東に 今日は西流し舟唄 船頭暮し星を眺めてヨー 眺めて泣いた棄てた故郷がヨー 恋しゅてならぬ 人気の新着歌詞 かえりの港 – 藤島桓夫 島へ寄らずに このままゆこか沖の 鴎よ 情…
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恋は嘘でなかった – 藤島桓夫
惚れてしまえば 男の負けさあんな女の 何処がよい馬鹿な男と 今更泣いた月よお前も 雲間の陰で泣いてくれるか あゝこの胸を 惚れてしまえば 男の負けさみんな承知で 惚れたのさ俺も男さ 情も欲しい若いみ空で 一度はもえただけど儚く あゝ散る夢さ 惚れてしまえば 男の負けさ口にゃ出さねど 好きだった可愛いあの娘の 希望を祈りゃ二度と逢うまい 男の意地でこれが互いの あゝ幸福さ 人気の新着歌詞 かえりの港…
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村の駐在所 – 藤島桓夫
村のな 村の駐在所に若いお巡りさんが 来ただとよ都育ちの とっても素敵な人だとさ野良の草とり おっぽり出してヨ村の娘たちゃ 寄るとさわるとハア その噂 背戸のな 背戸の花ちゃんたら若いお巡りさんに ひと目ぼれ赤いほっぺに ごってりお白粉ぬりこんで用もないのに ほらいそいそと今日も朝から 行くでないかよハア 村道を ゆんべな ゆんべ駐在所に若いお巡りさんの 嫁さんがやって来ただと はるばる夜汽車で都…
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波止場気質 – 藤島桓夫
別れ惜しむな 銅鑼(どら)の音に沖は希望の 朝ぼらけ啼くな鴎よ あの娘には晴れの出船の 黒けむり 熱い涙が あればこそ可愛いあの娘の 楯となり護り通して 来た俺だ波止場気質を 知らないか 船を見送る この俺が流す涙は 恋じゃないほんにあの娘の 幸福(しあわせ)を嬉し涙で 祈るのさ 人気の新着歌詞 かえりの港 – 藤島桓夫 島へ寄らずに このままゆこか沖の 鴎よ 情あるならヨ-伝えてお呉…
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初めて来た港 – 藤島桓夫
初めて来た この港たった短い 四、五日だけど汽笛ひと声 別れる辛さ泪でうるむ 街灯りさいはての港 遠くに霞む あの港今度来たときゃ 暫く暮らそうさらば愛しの 国後岬淋しく月も ぬれている北海航路 死ぬ程好きな あの人に無理に別れる つもりはないが男船乗り 荒波越えてまたくる日まで 違う日まで元気でさようなら 人気の新着歌詞 かえりの港 – 藤島桓夫 島へ寄らずに このままゆこか沖の 鴎…
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小さな喫茶店 – 藤島桓夫
それは去年のことだった星のきれいな宵だった二人で歩いた想い出の小径(こみち)だよなつかしあの過ぎた日のことが浮かぶよこの径(みち)を歩くとき何かしら悩ましくなる春先の宵だったが 小さな喫茶店に入ったときも二人はお茶とお菓子を前にして一言もしゃべらぬそばでラジオが甘い歌をやさしく歌ってたが二人はただ黙って向き合っていたっけね 小さな喫茶店に入ったときも二人はお茶とお菓子を前にして一言もしゃべらぬそば…
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たった一言なぜ云えぬ – 藤島桓夫
雨の銀座の 街角でわざとつれなく 別れたが泣いたあの娘の 横顔がなぜか瞼に ちらついて暗い淋しい 夜の雨 好きな女に なぜ好きとせめて一言 云えなんだどうせやくざな この俺に恋の重荷は 野暮なことあすは流れの 旅の空 こんな男に ほれたなら末の苦労が 目にみえる可愛いお前の 幸福を祈る男の このこゝろ泣いてうらんで くれるなよ 人気の新着歌詞 かえりの港 – 藤島桓夫 島へ寄らずに こ…
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嫁ぐ娘に – 藤島桓夫
小さかったお前が いつの間にか化粧なんかするようになりどこの奴だか知らん男と 腕など組んで出歩くのかと思うだけで父さんはとても たまらん気持やでもしもお嫁に行ったならもう帰ってはこれへんねやから よく考えてほしい お嫁に行く前に 云うておくが男はみんなさびしがりや口ではなかなか云えんことが いろいろあって時には機嫌も悪くなるかあさん見ていて 知ってるやろが笑って酒でも一緒に飲んでしっかり女房になる…
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凧凧あがれ – 藤島桓夫
村の噂が つらいなら飛んでゆこうかヨー 山こえて「凧凧 あがれ 天まであがれ」そんな気持で俺らは ふるさとすてるのさ 見てておくれよ そのうちにゃきっとわかってヨー くれるだろ「凧凧 あがれ 天まであがれ」俺も 男さ一旗揚げずに おくものか 涙なんかは見せないが胸でわびてるヨー この俺さ「凧凧 あがれ 天まであがれ」恋し故郷よしばしの別れだ さようなら 人気の新着歌詞 かえりの港 – …