空気公団

だんだん – 空気公団

わりと古風な方です
つややかな毛並みですね
昼より夜が好きです
寒いのが苦手そうですね

勝手に話しても
そのうちなんとか
だんだんわかってくる
だんだん見えてくる
だんだん伝わってくる
そういうものなんです

占いは信じません
魚がお好きだとか
暗闇に目がないんです
夜は丸い目なんですね

勝手に話しても
そのうちまとまる
だんだんわかってくる
だんだん聞こえてくる
だんだんはじまってくる
そういうもの

僕らもそれに
近いもんです

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あさの弾み – 空気公団

緑の木が風に揺れる朝木陰で白い雲を待ってる朝ぼんやりしている近所の朝いろんなこと考える朝さっきのことを全部忘れたい落としただけで終われ歩いている音が響く朝人がみ

窓辺 – 空気公団

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今朝少しそう思った – 空気公団

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あかさたな – 空気公団

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白 – 空気公団

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別れ – 空気公団

そっと聞こえるようにいつまででも流れていた君のことはもうすぐ忘れてしまうそのほうがいいんだ薄く色づく春は何だかちょっとさみしくなる君のことはもうすぐ忘れてしまう

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日寂 – 空気公団

るいへくおのろここてせよにもととひにかずしはみなんばざいたみこびとりきっいもおてしばのをいせしのもついんぶじないめうとるつうにすらがとふくこうゆなうよのみなるが

文字のないページ – 空気公団

ありきたりの並んだ言葉見つけるのは本当の声ずれた段落君の心を街の中に探してみよう時計の針は季節をめくっているそこに言葉はただひとつ何もない窓を開けて見つけてほし

僕ら待ち人 – 空気公団

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絵の具 – 空気公団

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春が来ました – 空気公団

そうこの風通りはまどろんだ行き交う人の流れに立ち止まったそうこの風ひらりと包み込んだなくしものは小さく手を振って後ろ姿になる春春春が来ました僕の春です春春春が来

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天空橋に – 空気公団

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街路樹と風 – 空気公団

君に伝えたいことがある僕はなにひとつ成し遂げたことがないそれでも君を思うこの気持ちは本当さ風がふくあの街に届けてくれないか君に伝えたいことがある僕はなにひとつ成

まとめを読まないままにして – 空気公団

真っ白い靴が汚れているそれぐらいがなんだか好きなんだ似ているねって指差した待ち合わせの前過ぎたときにバス停が一人暇そうにしている降りてくるのは君以外「たとえば君

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きれいなガラスを見せてあげる夜に形どられたものなんだこれは昨日買ったレコード崩れた後が残る口にゆっくりとのせるように夜に今包まれているよ僕らは一緒さレコードは明

きれいだ – 空気公団

ここからどこかのどこかの知らない街へ行こう大事なものが転がり落ちている心の中通りすがりの人なんて気にせず僕だけを見ててね都会のビルはいつでもオレンジ薄味だな僕ら

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