穂ノ佳

  • 自然公園 – 穂ノ佳

    走っていくと決めた弾いて泣いて生きるみたいだ景色の内に秘めた生きているそこのお前だけを待ってる見えてるだろう いつだって気にして悩んでいようと思った疲れた夜も眠らないでいたいし新しく日々を繋いでみようと思った壊れた街の中で編んだ二重の手紙 がここへ届きそうだ 地につく波の抵抗を遮ぎる君と落ちて溺れるなら正しさを取るあなたの言葉の奥が痛くていつも覚えている 伝えたいことだって気の弱い言葉で聞かせてや…

  • 旭 – 穂ノ佳

    きっとここなら何度も出会えるはず君は確かに息をしたんだよ繋ぐ間の意図私だけ置いて 私どこまでもいくよ生まれた町から その光を探したい昔よく聞いた戦争の話も静かな旅が運んでくれる ひとつだけの生活取り壊しています高く積んだ意識を繰り返して 君と私の話は続くだろう意味を持たないお願いの数も全部嘘の話をしている?正しさ数えた夕暮れも消える 遠くなって思い出す夏の水辺の公園衝動 覚えた身体預けて動かしてみ…

  • やさしい雷 – 穂ノ佳

    漂い波へ呑まれた身体がまたいつか、冬を見て忘れているもしどこかで会えたなら瞳の奥 動かない事実が 掠れたし 壊してみる不安の日差しをいまでも探してる残るには早すぎたようです貫いた心 あの頃みたいだ ここへおいで夢から覚めるなら待っているよ気づかれないよう光を託した日々を思えど君の声が願ってるから 日常をあなたに焼きつけて今、愛で染めていい?一切の冷たさも受け入れない知りたくないわ 空を見てる気づか…

  • 草花 – 穂ノ佳

    当たり前にこうしてる途切れる息の合図意志の途中にある風を切る世界が止まるみたいで木々の色から分かれているのが赤く染まる模様 悴んだ指でかいた日々を辿る 怖がりの君と同じだけ傷つかないように目も瞑ってる新しい季節も歩いてく気だよごめんね 動きだしてくれたら止める鼓動抱いて留めているだけだ大人しくしていてよもうどうでもいい恋が花にのせた命といい顔するの色のついた幸せの香りが 失ってもいいよカタチだけが…

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