秋山奈々

同じ星 – 秋山奈々

窓 挟んで君の笑顔 涙見せず見送った
帰り 木漏れ日きらきらしてた
水彩のひかりが 涙でゆがんだ

君がいる遠い街 この場所で同じ星
同じ夜に見よう 探すよ一つのスピカ
そっと君とした 指切りが胸で今
あたたかな記憶 ほらたどっているよ

花 色付く時は前に 話したこと思い出す
あの日 君の瞳(め)きらきらしてた
真直ぐで遠くしっかり見ていた

君がいる遠い街 この場所で同じ星
電話越しの二人 探した一つのスピカ
そう 久しぶり変わらない声が今
優しくて胸を ただ締め付けたんだ

星座をつなげて送った言葉の数だけ
離れた二人をまるで隣にいるように感じさせた

そしてまた 君とここで同じ星探してる
その時が来るのを 信じて待つんだ必ず
夢追いかけて頑張ってる君を
これからもずっと そう応援してる
君がいる遠い街 この場所で同じ星 変わらない光ひとつ

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