神野美伽

星ノユリカゴ – 神野美伽

空 海 山 美しいまま
川 森 風 微笑んで
君たちのことを 忘れてはいないよ
いつまでも友だちと 約束するから

鳥 花 雲 美しいまま
月 星 虹 微笑んで
君たちがくれた 大切な優しさ
気づくのが少しだけ 遅かったけれど

いま地球が泣いてる 耳を澄ましてごらんよ
愛を失くしたら 人間は小さいだけ
地球が泣いてる 心で聴いてごらんよ
生命(いのち)のうぶ声 星ノユリカゴに抱かれて

空 海 山 美しいまま
川 森 風 微笑んで
君たちのことを 忘れてはいないよ
いつまでも友だちと 約束するから

いま地球が泣いてる 耳を澄ましてごらんよ
愛を失くしたら 人間は小さいだけ
地球が泣いてる 心で聴いてごらんよ
生命(いのち)のうぶ声 星ノユリカゴに抱かれて

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しあわせ坂 – 神野美伽

泣くも笑うも 人生は浮世みちづれ ふたり連れ私がもしも 遅れたらあなた合わせて 足並みを肩寄せあって 捜したい…しあわせ坂は きずな坂濡れて駆け込む 軒先で隣り

夢勝負 – 神野美伽

がんと一発 張り倒されて人は痛さに はじめて気付くとことん落ちても 底があるいいさ底から 這いあがれ元気をだしなよ 人生勝負晴の舞台は これからだ一と二を足しゃ

桜みち – 神野美伽

苦労かけたと あなたは言うが涙は心の 貯金箱いいの いいのよ 倖せを今は使わず 貯めておくあなた そこまで そこまで春がいつまでも約束ね 桜みち昔ばなしに 笑っ

喜びましょう – 神野美伽

わたしは 生き方を 迷わないたとえ 雨に濡れて 風に吹かれても涙 あふれた 悲しみも人を 憎んだ 苦しみもあゝ 忘れましょう そっと水に 流しましょう朝の光に 

恋唄流し – 神野美伽

あんたは きっと 弱虫だからひとりの 心に 住めない人ね私の涙に 恋唄流し酔えば 泣き出す 未練酒それでもさ それでもね生きてたうちで 一番だった帰っておいでよ

浪花八景 – 神野美伽

あんたの情を 背中にしょって歩いて行きます おんな道雨が降ったら あいあい傘で浪花八景 戎橋がんばりや……がんばりや……がんばりゃ あしたは晴れになる一本惚れた

道 – 神野美伽

北風に凍えて ひざを抱き酒でぬくめる 日もあるさ泣いていいから 前をみろ寄道 裏道 日かげ道ままにならない 浮世でも夜が明ければ 朝がくる君の涙は おれがふくお

黒髪 – 神野美伽

手さぐりをしてきたけれど 何かを信じ歩いてきたのね あなたとふたり苦労もいまでは 霞(かすみ)になって女に生れて 良かったわ解るでしょ 解るでしょ もう大丈夫…

歌謡浪曲 無法松の一生~度胸千両入り~ – 神野美伽

「小倉生まれは玄海の 荒波育ちで気が荒い中でも富島松五郎は 男の中の男だと人にも呼ばれ我もまた 暴れ車の名を背負い男一代千両の 腕なら意地なら度胸なら一度も負け

元禄名槍譜 俵星玄蕃 – 神野美伽

槍は錆びても 此(こ)の名は錆びぬ男玄蕃の 心意気赤穂浪士の かげとなり尽す誠は 槍一筋に香る誉れの 元禄桜姿そば屋に やつしてまでも忍ぶ杉野よ せつなかろ今宵

昭和最後の秋のこと – 神野美伽

貧しさも つらくない四畳半にも 夢がある嘘をつかない 約束で肌を寄せあう 二人なら死にましょうか 生きましょうか生きましょう 生きましょう互いに 巡り逢えただけ

真赤な太陽 – 神野美伽

まっかに燃えた 太陽だから真夏の海は 恋の季節なの渚をはしる ふたりの髪にせつなくなびく 甘い潮風よはげしい愛に 灼けた素肌は燃えるこころ 恋のときめき忘れず残

王将一代・小春しぐれ(浪曲歌謡編) – 神野美伽

紅い灯青い灯通天閣の、此処は浪花の天王寺。女房子どもを質入れしても、将棋さしたい阿呆なやつ。貧乏手づまり千日手、それで惚れてついてゆく、小春、三吉の物語…。苦労

酔歌(ソーラン節入り) – 神野美伽

ぽつり ぽつりと 降りだした雨に男は何故か 女を想うひとり ひとりで 飲みだした酒に夢を浮かべて この胸に流すヤーレン ソーランョ 都会の隅でヤーレン ソーラン

舟唄~ダンチョネ節入り~ – 神野美伽

泣いているのか 夜更けてひとりよ遠い空見てネ 口紅(べに)の花 ダンチョネお酒はぬるめの 燗(かん)がいい肴(さかな)はあぶった イカでいい女は無口な ひとがい

浪花しぐれ「桂春団治」 – 神野美伽

酒も呑めなきゃ 女も抱けぬそんな どアホは死になされこの世は呑ん兵衛が 引き受けたあの世はあんたに まかせたぜ男浮名の エー 春団治「わいは女が好きゃ ほんまに

美伽の木遣りくずし – 神野美伽

エンヤサノサッサー エンヤエンヤノサノセ エンヤノサノセサーエ格子造りに 御神燈下げて兄貴ゃ家かと 姉御に問えば兄貴ゃ二階で 木遣りの稽古音頭とるのは アリャう

無法松の一生(度胸千両入り) – 神野美伽

小倉生まれで 玄海育ち口も荒いが 気も荒い無法一代 涙を捨てて度胸千両で 生きる身の男一代 無法松空にひびいた あの音はたたく太鼓の 勇駒山車(だし)の竹笹 堤

惚れた男で女はかわる – 神野美伽

めぐり逢えたの 最後の人に恋も少しはそうよ してきたけれどあなたはすべてが すべてがちがう優しい心 引かれる愛情(ちから)惚れた男で 女はかわるもしも夢なら あ

おんなの波止場 – 神野美伽

鴎が低く飛ぶ 夕陽が窓染める汽笛が遠くで 風に泣く今は逢えない あの人なのにいつか帰って 来るようで未練ごころを 断ち切れずあれから何年 おんなの波止場薄紅そっ

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