皆城総士(喜安浩平)

Licht – 皆城総士(喜安浩平)

ノイズにまみれた景色
歪むフレームでは 世界は半分が夜のままで
黒で塗りつぶした 胸の闇も

いつから光が灯り 僕を照らしていた
夢中で歩いてた 顔をあげて
こんなにも世界は ああ 輝いていた

生まれ落ちた意味も答えも 疑うこと許されなくても
きみが 帰る愛しい場所を
きっと守るためだけ ただ僕は生きている ここにいる

ナイフで切り取った過去を
指でなぞったなら せき止めた思いが色をつけて
戸惑う僕に降る いま雨に変わるよ

抱えきれない運命でも 痛みでも 僕だけが受けよう
きみが 灯したこの光
不器用でもいいから 僕なりのやり方で 守るから

子供みたいに泣きじゃくって はしゃぐ無邪気さ そっとうらやんだ
無垢な感情には あの日 重い鎖をかけて彼方に葬ってた

生まれ落ちた理由を見つけた 信じることの意味も覚えた
降り注ぐ光と笑顔
いつも守るためだけ いま僕は生きている ここにいる

ずっと守ってゆくよ いつか風になっても 守るから

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terra – 皆城総士(喜安浩平)

怯えたこころに 宿る悲しみは螺旋に連なる闇に くべてきた静かなこころに 何を宿そうか情熱を冷ます 氷の破片(かけら)かいまはすれ違う だけど 解りあえる きっと

philosophia – 皆城総士(喜安浩平)

どんな夢もみた頃は 舞い上がる翼に憧れた飛べない羽のように 手を拡げて巡る季節また急ぎ足で 僕等大人にしたそれぞれに背負う重さで 皆 静かに強くなってた地図をな

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